013:茨城県筑西市 Hさま邸

【ご家族構成】H様ご夫婦(2人暮らし)
【住所】茨城県筑西市
【お引渡し年月日】H25年5月
【営業・設計担当】小池
【工務担当】鴻巣
インタビューアー:小池、鴻巣、久野(久)


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H様、A4のコピー用紙を配る。

小池:・・・ん?これは何ですか?

H様想定問答を作っておいたんです。

久野:今日のためにですか?ありがとうございます!

小池:ではこの用紙も見させていただきながら、ヒアリングということで、まずはこちらから順番にお伺いしていきたいと思います。
Hさん、今日はどうぞよろしくお願いします。

一同:よろしくお願いします。

小池:では初めに、家を建てようと思ったきっかけについて教えていただけますか。

H様:きっかけはですね、今までの家が非常に古くて。
築35年だったんですが。ここにも書いてあるんですけど、冬は寒くて夏は暑い家だったんですよ。寝るときにオイルヒーターまでつけていたぐらいで。
したがって、それをなんとか解消したいということで。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA小池:なるほど。

H様:たまたま孫の同級生が、篠原工務店さんで建てた家に住んでいまして、そこが素晴らしく良くできていると。
私は80歳ですので、まあ「今更」って言うことばもありますけど、むしろ、「今やらないと!」・・・と思いまして。
『今でしょ!』ですよ。

久野:「今でしょ」笑

 

H様:もう、あと何年生きられるかわかりませんけど、その間に少しでも、快適な生活がしたい。そう考えたのがきっかけなんですよ。

小池:冬は暖かく、夏は涼しく「快適に暮らしたい」と。
・・・以前の家は、リフォームなどはされたんですか?

H様:5年前にお風呂場、3年前に台所を改装しましたね。でもそれは水周りばかりで、住まいのほうはそのままだったので、それだけでは不満だったんです。
それで、「もうちょっと住み心地がいい部屋にしたい」そう思ったんですね。『80歳の決断』です。

 

小池:次に住んでみての良い点と悪い点を教えてください。
こちらにも書いてありますが・・・。

H様:そうですね、まず、使ってる材料。
私は、建築中から500~600枚ではきかない枚数の写真を撮ってありますけど、構造材からこの部屋の檜の腰板まで、いいものを使っているなと感じますね。
他の会社では見られない良い材料を使っているというのがまず1つ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(家づくりの勉強にもなりそうなアルバムです)

H様:それから基礎。これがね、径60cmの9mの地下までの基礎。

小池:基礎の下の「杭」ですね。

H様:杭、そう杭。それが43本打ってあるんですよ。
だから本当にしっかりしているんです。地震が来てもぜんぜん感じないですよ。
ある日、宇都宮の知人から電話がかかってきて、ここが地震だと言うんです。

小池:震源地だと?

OLYMPUS DIGITAL CAMERAH様:そう。テレビで見たんだそうで、電話で「Hさんのとこが震度4の地震ですよ!」と言われて。
そのときに、もう1人お客さんが来てたんですけど、2人で「ええっ!?」と。

久野:もうぜんぜん気づかなかったんですね。

 

H様:揺れを感じなかったんですよ。
とにかく基礎がしっかりしている。これはもうほんとに感心しました。
他にも見えない部分、壁の中、床の下なんかの断熱材とかもしっかり入っている。
お客さんが遊びに来たときに「これだけ使ってるんですよ」と、これを見せるんです。断熱材とか床材とか。

久野:展示場のようですね~!それは工事中に出たものを取っておいたんですか?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA小池:配管の穴を開けたときのだね。

H様:大工さんに「これいらないですか?」と聞いたらいらないというので。
そういう材料がとても気に入っているところなんです。

小池:隠れてしまって見えない部分と、材料ですね。

H様:それから気に入っているところは、玄関の飾り棚と、この棚。
これも作ってもらったんですよ、特別に。
これはねえ、監督さんの力。熱が入ってるんですよ!

久野:鴻巣君のデザインなんですか?

鴻巣:そうなんです。このスペースを活かせないかな~と考えて、その場で手描きのラフなパースを描いて見ていただいたんですよね。
材料を選ぶときは、わざわざ銘木屋さんのところまで来ていただいて・・・。

鴻巣:あれ、そうなんですか?

OLYMPUS DIGITAL CAMERAH様:これがものすごくいいんです。
でも実はね、「これいいですね」と言う人があまりいないんですよ。
うちに来たお客さんで、「これはいい材料を使ってますね」と見抜ける人はいないんです。それが、2階の東側の部屋を気に入ってしまって「私の部屋!!」と確保した孫がいるんですけど、その子が「いい棚だね!」と言ったの。

小池:良さがわかるんですね。

H様:中学1年生ですよ。それにはびっくりしましたね。

久野:ちなみにその棚は何の木を使っているんですか?

H様:これはとちの木ですね。
それから、毎月発行のこれ・・・「檜の家通信ひだまり」。
これがね、読ませてもらってますけど、非常に参考になるのが、この「メンテナンス手帳」。

それから玄関のスロープをつけてもらったので、足が不自由でも出入りが非常にやりやすい。
それと、以前の家より坪数を減らしたんですけど、近隣の方から「大きい家ですね」と言われること、広いベランダを作ったこと、太陽光パネルを載せたことも非常に良かったと感じますね。
それに収納が多いこと、洋服ダンスと整理ダンス、クローゼットを一箇所にまとめた部屋、後から足してもらったウッドデッキ・・・

小池:たくさん挙げていただいてありがとうございます。

H様:それに部屋の気密が良いので、夏は涼しくて、冬は多分あったかいだろうなと思いますね。

小池:これから冬ですね。
暖かく快適な家、というのが一番のご希望でしたから、私としてもそれを感じていただければ嬉しいです。

H様:それから、今度は不便に感じてる点。

小池:はい、お願いします。

H様:まず、勝手口に土間があったら良かった。
というのはね、勝手口を開けるとすぐ外なんですよ。だから履物が雨でびしょびしょに濡れてしまう。
だから、あそこにサンルームを付けたい。
するとね、洗濯物干し場も含めて、雨に濡れなくて済む。
これは別途追加工事でお願いしようかと考えているんです。
それが不便に感じている点の1点目ですね。
それから、2階の真ん中の部屋に、(図面を広げて)あ逆だ。

小池:いや合ってますよ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAH様:この部屋が、私の仕事部屋なんですよ。
そこで賞状を書く仕事をしているんですけど、クーラーを設置してなかったんですよ。
物置として使う予定の部屋だったから。だから夏は暑くて。
扇風機を置いたんですけど、それだけだと暑いですね。

鴻巣:風は通らないですか。

H様:通らない。
窓を開けていても、小さいですから。これがちょっと不便だなあという2番目ですね。
それから家事室。ここ。これがちょっと狭いんですよ。

久野:机のところですか。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAH様:まあ、これはしょうがないんですよ、坪数の関係でね。
でもこの机に向かってパソコンをやっていると、女房が後ろを通ろうとするときに、「ちょっとどいて」となる。

小池:椅子に座ってるところを歩くと少し、・・・そうですね。

H様:そうそう、だからそこは不便だったと。
それとこのパソコンデスクに引出しが欲しかったので、自分で作ったんですよ。
百円ショップで買ってきた材料でね。
最初からつけてもらえばよかったなと思いましたね。なんとか解決してますけど。

 

小池:では最後に、篠原工務店にメッセージと、これから住まい作りを考えている人に何かアドバイスをお願いします。

H様:柿沼棟梁をはじめ、工事に携わってくれた人たちに感謝してますと。
それから今後、誰かから家づくりの相談があった場合は、必ず、篠原工務店が良いですよと紹介したいと思います。

小池・鴻巣:ありがとうございます。

H様:本当ですから。素晴らしいです。
・・・こんな風に、建てた後に「どうですか?」とインタビューしてもらえるとは思わなかったので、そこも感激しましたよ。
それから、これから建てる人にはね、何より「基礎」。
これはしっかりしたほうが良いですね。地震も感じないぐらいに。
これは実際に体験した上での話ですから。
アドバイスはそれぐらいです。

鴻巣:震災があったので、皆さんそこは気にしておられますよね。

小池:インタビューは以上です。本日はありがとうございました。

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※(補足)H様がおっしゃっていたのですが、『80歳の決断』について、H様は、今ある資金を90歳まで残しても使うことができないと考えたそうです。また子供や孫に残しても、果たして有効に使えるか・・・H様のお考えでは、答えは「NO」でした。その理由は、「暮らしぶりがぜいたくになるだけ、生活レベルは一度上げるとなかなか下げることができない」から。そのため、残すべきではないと考え、80歳にして家を建てることを決めたそうです。
以上、オカリナや家庭菜園、書道に写真にパソコンなどなど、とても活き活きと取り組んでいらっしゃるH様のインタビューでした!

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