昨日、高輪プリンスホテルで開催されたナイス㈱新春経済講演会に参加してきました。
ナイス㈱は、当社の住宅設備機器や合板、プラスターボードなどの建築資材を供給してくれている問屋さんです。

1,300人を超える材木屋さんや工務店さん、メーカーの担当者の方々が参加されていました。

　ここ4年間くらい（その前は会長が．．．）毎年参加させて頂いております。今後の住宅業界の見通しや経済の動向について大変参考になる講演会なんです。
　今年は、第一部はナイス㈱の平田社長さんの講演、第二部は業界を代表する各メーカーや商社のトップの方々によるパネルディスカッションという二部構成の講演会でした。
　そこで得た情報によると今年の日経平均株価は20,000円を越えるくらいまでいくのではないか、住宅着工数は130万戸（今年並み）くらいまで行くのではないか．．．と各社トップの方々共に景気も明るい見通しだということでした。特に中部地区や首都圏での景気の良さが顕著に見られるとのこと。
（私の地元の方ではそれ程景気が良いようには感じないんですが地域によって多少の格差があるんですかね。）
　ただ、各メーカーとも原材料の高騰と原油の高騰（多少落ち着いた感もありますが．．．）による燃料代、運賃の高騰という共通の課題を抱え、商品の値上げは避けては通れない道だということを強調していました。
　また、景気も明るい見通しだということで前述の住宅着工数が130万戸を越えてくると欠品という問題も発生してくる可能性があるそうです。各メーカーさんは、供給責任という言葉をしきりに口にされていました。
　私の見解ですが、今年の参院選を過ぎると消費税の増税ということが具体的な話になってくるでしょうし、各メーカーの値上げも避けては通れない状態、先日常陽銀行さんとの研修会でも話題に上がりましたが．．．金利の方は、徐々に上がってくるだろうとのこと（現在でも上がってきています）。
　住宅を具体的に考えている方、（急かすつもりはありませんが）早めに建てた方がよろしいかと思います。
　講演会の後、部屋を移して懇親会が開かれました。こちらでは近隣の材木屋さんや工務店さん、メーカーの担当者さん達と色々な情報交換が出来、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
　ﾅｲｽ㈱の皆さんお世話になりました。