一杯のうどん

深夜12時...40前のプチおっさん達が集まっています。

そして、真夜中に一行は出発しました。
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ひたすら北へ車を走らせ...

朝日が昇る頃、目的地の宮城県に到着しました。

「がんばれ日本!」
トラックには、こんな看板が貼ってあります。

40前のプチおっさん集団...
境JCの仲間と共に、避難所となっている南三陸町の志津川小学校にて
OBの先輩「ばんどう太郎」さんからご提供頂いたうどんの炊き出しを行って参りました。

現地には我々だけでなく、外国人の方々もカレーの炊き出しをされていました。
(プチ国際交流~本当に有り難いことです。)

この炊き出しを行う上で、境JC内でも色々な議論がありました。
迷惑にならないものか...
本当に受け入れてもらえるのだろうか...
義援金という形の方が邪魔にならず、より役に立つのではないか...
そんな思いを抱えつつ、降り立った宮城の地でした。
しかし、炊き出し中
「いや~温かいうどん、久しぶりだなぁ~。」
「心まで温かくなったよぉ~。」
「今までで一番うまいうどんだよ。」
などなど、皆さんから温かな言葉を掛けて頂き、握手を求められ...
一杯のうどんを通し、逆に我々が勇気と元気を頂いちゃいました。
炊き出しを行った志津川小学校の時計です。
s2zi46hunn417_R.JPG
時刻は、2時46分
あれっもうそんな時間...
と思いましたが、
この時計は、3月11日の地震発生時間2時46分で止まっているのでした。
高台の小学校から眼下に広がる景色からは、以前の町の様子を想像することも出来ません。
海からかなり離れた所にある合同庁舎...3階部分まで水に浸かったようです。

町中に船があったり...
shune417_R.JPG
家も流されていました。

1か月が過ぎ、道路は通れるようになっていましたが、目の前に広がるのはガレキばかり...

こんな状況の中、前向きに懸命に生きていこうと頑張っていらっしゃる皆さんに対し
少しでもお役に立てれば...
ということで、5月にもあと2回ほど炊き出しをさせて頂く予定です。
帰り道、行きは暗くて気付きませんでしたが、桜の蕾がほころび始めていました。

東北にも、皆が笑顔で迎えられる春が一日も早く来ますように...

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