檜の森を訪ねて(高知編)

龍馬の故郷、高知へやって参りました。
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桂浜を巡り...観光が目的ではありません。
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当社の柱や土台などにも使用している土佐材の視察にやって参りました。


満々湛う四万十川...台風が過ぎ去った後で、かなり増水していました。
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目指す製材所は、この橋の向こうにあるのですが...
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えっ渡るの?って感じです。
この橋、手摺などが無い沈下橋と言われる橋で、増水時には川の中に沈んでも良いようになっているのでした。
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岸から見るとこんな感じです。
空港から約3時間、やっと目指す昭和木材㈱さんに着きました。
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檜の伐採は、彼岸(秋)から彼岸(春)までが良い時期とされておりまして、これからが製材の最盛期となります。
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丸太の皮むきから乾燥、製材...
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と全ての工程を見学させて頂きました。
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四万十川流域の豊かな水と石灰分を多く含む土壌で育った檜は、油分が多く粘り強さがあり、虫喰いにも強い良質な檜なのです。
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特に製材直後は、その特徴が顕著で、撫でてみると私の手も艶々と光り、すべすべになります。
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昭和木材㈱の滝石社長さん、同行して頂いた県の木材産業課の竹崎さん、丸宇木材の高橋さんと共に記念の一枚!
続いて翌日...
森林組合さんの間伐現場を見学させて頂きました。
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他の産地で見せて頂いた時よりもかなり広い作業道が設けられています。
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それもそのはず...こんな大きな重機が見えてきました。
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こちらの重機は、一台で何役もこなします。
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伐採した木を掴んで持ち上げ、枝を払い...なんと3mとか4mといった材料の長さを掴みながらスライドさせて計測し、その長さにカットしてしまいます。
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「へぇ~これ、どうなっているんですか?」
ということで重機を良く見せて頂き、説明して頂きました。
こういった重機を用い、こちらでは他の地域よりも倍以上の効率で伐採作業を行い、原木を供給しているのだそうです。
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今回も大変貴重な体験をさせて頂きました。
これからも、林産地の想いと共に良質な材料を皆様にお届けすることに努めて参りたいと思います。
同行して頂いた竹崎さん、高橋さん二日間本当にお世話になりました。
今後とも末永くよろしくお願い致します。

檜の森を訪ねて(高知編)” への2件のコメント

  1.  先日は遠い所までおいでくださりお疲れ様でした。
    ありがとうございました。
    四万十川は増水し、普段とは違った姿でしたが
    (私でも通行できません(笑))
    夏には子供達の川遊びに賑わう風景があるとても素敵な所です。
    是非またお越し下さい。
    昭和木材(株)滝石みゆき

  2. そして、先日はお忙しい中製材所を見学させて頂きましてありがとうございました。
    今度は、夏の天気の良い時に伺いたいと思います。
    今後とも末永くよろしくお願い致します。

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