こんにちは、鶴見です。
今日は、現在改装中のN様邸現場のご紹介です。
今回リフォームを行うN様邸は20年以上前、前任の小池旧店長が
新人の時にお世話になったお客様です。
息子さんご夫婦が戻ってくる為この機会にということで、1Fの個室の
壁を抜いて間取りの変更などを行うことになりました。
変更前・変更後の図面は描きました。
しかし、当時の梁の組み方がどのように組まれていたのが分かる
図面はありません。
壁を抜く際に柱も抜くことになるので、どのように梁が組まれていて
どの柱に2階の重みがかかっているのかは、図面をみながら見当を
付けていくことになります。
しかし、それでも若干違った組み方をしている場合は、天井を壊して
目視出来るようになるまで分かりません。
今回もその様な個所が出て来ました。
解体工事の最後になって判明したのですが、抜く予定の柱に想定以上の
重みがかかっていました。
かと言って、今回のプラン上残すわけにはいかない柱で、しかもすでに
まわりは解体してしまっているため、どうしても抜かざるをえない部分です。
大工さんと相談し、新たな梁を下に架けることで2階の重みを支えるように
しました。
大工さん3人がかりで何とか大きな梁を入れることが出来ました。
他にも何カ所か補強のための梁を入れ、耐震のための筋交いを
入れ終えたので、構造材の工事は間もなく終わりです。
次は内装下地造りの工事に入ります。
また、もう少し工事が進んだ時点でご報告したいと思います。
お楽しみに!