ノイズ

こんにちは、鶴見です。

 

今日は11/3 の文化の日。

他に、調べてみると「レコードの日」でもあるそうです。

 

これは日本レコード協会が1957年に、「レコードは文化財」との考えから

文化の日に合わせて制定したものとの事。

 

ということで、今日は「レコード」の思い出です。

 

最近ではあまり見かけなくなったレコードですが、私の幼少期に

実家には家具調の大きなレコードプレーヤーと、これまた大きな

スピーカーがありました。

 

LP盤の大きなレコードをターンテーブルに載せ、そっと針を

置くと「チリチリチリチリチリ」

 

デジタル音源の現在では聞くことのない「ノイズ」です。

 

このノイズを「耳障り」と捉えるか、「味わい」と捉えるかは

人それぞれだと思いますが、私は後者でノストラジックな

味わいを感じます。

 

高校入学時に、入学祝いとして「CDコンポ」を買ってもらいました。

その当時のCDコンポは今と違いかなり大きく、さらにレコードプレーヤー

付きの物でした。

 

初めて自分で買ったのもCDではなく、レコード。

インターネットでダウンロードすれば簡単に楽曲が手に入る現在と違い、

扱い方にも気を使うレコードは、一つ一つの楽曲が今よりもずっと

「大切なもの」という感覚が強かったように思います。

 

当時よく聞いていたビートルズのレコードは今どこにあるだろう?

見つけたところでプレーヤーが無いので聞くことが出来ません。

 

しかし私の耳の奥では、今でも「チリチリチリ」から始まるビートルズの

「イエスタデイ」を聞くことが出来ます。