月下の紅葉と仄明り

こんにちは、藤井です。

 

ちょっと時期が過ぎちゃった気もしますが、

今年も行ってきましたよ!

どこだかわかります?

 

私の中では毎年恒例の秋の行事、

鹿沼の古峯神社の紅葉です。

 

今年は感謝祭の翌日しか時間が取れず、

夜たっぷりお酒を堪能したばかりに大寝坊したため、

到着したのは16時過ぎ。日暮れギリギリでした(笑)

だから写真もちょっとぼやけてますね。

時間が時間だからなのか、台風の影響なのか・・・

敷地内はどこも人影がまばら。

まるで貸切のようでした。

こんなに空いてること今まであったかな・・・。

 

 

でもね、実際たどり着くまでの道はひどい状態だったんです。

 

運転手をしていたのでさすがに写真はないんですけど・・・

 

古峯神社までは20キロくらい大芦川沿いの一本道を走っていくのですが、

川のカーブに合わせて道路の下の地面が抉られている箇所が多数。

 

たどり着くまでボーっとしてる暇もないくらい注意看板がたくさんありました。

 

前を行くドライバーたちも度々現れる注意看板に驚いて急停止。

そんな事が数回繰り返されました。

 

こちら側から行くなら栃木・鹿沼を抜けていくルートになるので、

通行止めになっているような箇所はありません。

 

しかし、反対方向、日光側からトンネルを抜けて出てくる

山道のほうは通行止めになっていたとか。

 

偶然SNSで道路状況を教えてくれる人がいたので助かりましたが、

それがなかったら私も今年は行くのをやめていたと思います。

 

とはいえ、やっぱり大量の注意看板を目にして走っていたので

到着するまではすんごいハラハラしていたんですけど(笑)

 

でも、敷地内は目立った被害はありませんでしたね。

奥のお庭もこの通り。

いつも通り見事な景色です。

素晴らしい!

 

ただ一つ、残念なことがありました。

写真右奥に見える青いシート。

ここ、茅葺き屋根のお茶屋さんだったんですよ。

 

「えっ、台風被害!?」

皆さんそう思うでしょう。

 

ところがどっこい!

昨年の秋に焼失してしまったそうです(*_*)

 

何故そんな事を知ってるかと言うと、

ちょうどその頃に情報誌でこのネタ書いたんですよね。

 

で、それを見てくれたお客様が実際に紅葉を見に行ったそうです。

そして、後日お客様インタビューでお邪魔した時にその話になり、

その実を聞かされました(゜o゜)

 

去年、私が行ったときにはまだあったんだけどなぁ・・・。

それから2週間くらいの間に火事になってしまったということですね。

 

もっとタイムリーに伝えられていたら趣きある茅葺き屋根のお茶屋さん込みの

もっともっと素敵な景色を見せられたかもしれないのに・・・!!

 

それがまた少し残念でした・・・。

 

でも、なくなっても綺麗は綺麗です。

 

建て直している感じを見ると、今度は茅葺きじゃなさそうな・・・。

やっぱり残念ですね(/_;)

 

そんな事を思いながら紅葉を眺めていたら、

帰る時にはもうあたりがしっかり薄暗くなっていました。

仄暗い静寂の中に寄り添うように聞こえるせせらぎ。

そして、月明かりが川面に反射してキラキラゆらゆら・・・。

 

「あっ、この時間もちょっと良いかも・・・」

 

最終的には大満足で帰宅しました(^O^)/

 

 

帰り際に売店のおばちゃんと話していたんですが、

やっぱり今年は台風のせいで観光客が少ないようです。

 

道路状況さえしっかり確認すれば行けるんですけど、

それでもなんとなく「災害」「被災」というものを前にして

喪に服すのと同じような感覚で敬遠してしまうのが

日本人の性質なのでしょうか・・・。

 

現地では「こういう状況だからこそ来てほしい!」

と望んでいる方々が多いように感じられました。

 

私はもちろん来年・・・

いや、年明け早々また行きます(・へ・)!!

 

皆さんもぜひ行きましょうっ!!

あっ、でも大きな車だとちょっと大変かもです(>_<)

 

それでは、また!

 

 

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