家づくりとは

『ありがとう』の連鎖である。

HINOKI DENSETSUリニューアル『開発秘話』その②

HINOKI DENSETSU(檜伝説)境モデルハウスオープン日が

2021年9月18日(土)に決定しました。

オープンまでの間に、この場をお借りしまして

リニューアルしたHINOKI DENSETSUと、モデルハウスに込めた想いを

御紹介させていただければと思います。

 

今回は、HINOKI DENSETSUリニューアルの『開発秘話』その②です。

初めてこちらをお読みいただいた方は、ぜひ前回のブログもご覧ください。

 


 

【2】

ホームページのリニューアルと並行して、檜伝説のリニューアルも検討が始まりました。

「本気で良い家をつくろう」ということで仕様を一から見直し、

地元境町に「新檜伝説」=「HINOKI DENSETSU」の

モデルハウスを建築することが決まりました。

 

そこで出会ったのが、HINOKI DENSETSU境モデルハウスの設計をしていただいた

田中敏溥先生です。

田中先生のご紹介はまたの機会に譲りますが、

田中先生の思想とHINOKI DENSETSUの思想が共鳴し、

最高の檜の家を建てるべく、モデルハウスの建築がスタートしました。

 

社内では、無垢材にこだわった家はメンテナンスが大変だし、

価格も高い、そういった反対意見も出ました。

ですが、お客様に本当に良いものを届けたいという一心で、

檜伝説チームは計画をすすめていきました。

 

ホームページに掲載する仕様やカタログも、「檜伝説史上最高」の路線でまとまりつつあり、

生まれ変わった、という表現がぴったりの、以前とはまるで違うHINOKI DENSETSU。

しかし、ここへきて古河展示場の菅谷が声を上げました。

 

「今までの『檜伝説』のお客様を否定することにならないか?」

 

良い材料を使った家が良い家なのは間違いないけど、

もちろん単価も上がってしまいます。

それは本当にお客様に寄り添った家づくりなのだろうか。

 

それは、檜伝説チームのスタッフ心の中に、

ひそかな気がかりとしてあった問いに他なりませんでした。

 

再度、営業メンバーで話し合いをすることに。

モデルハウスオープンの約3カ月前の出来事でした。

<つづく>