予め...昨日の天候不良と東名高速での事故による渋滞もあり...天竜までは、行けませんでした。楽しみにしていた方ごめんなさい。
予定に含まれていた【富士の白糸財産区の取り組み】などを中心にお届けします。
午前4時過ぎ、朝刊もまで届かない時間ですが...続々と棟梁達も集まってきました。
境町を出発し、首都高を順調に抜け...やはり、天気予報は当たりました。雨です。
本場静岡ですね~一面のお茶畑が広がります。
まずは最初の目的地、原木市場です。ここに山から伐り出された檜や杉が集められます。そして、サイズごとに仕分けられセリにかけられます。セリ落すのは、製材所の方々です。
ここで静岡県森林組合連合会の大畑参事さんから静岡の林業についてご説明頂きましたが、現状は中々大変なようです。檜や杉を植林し、私共の現場に柱や土台の材として届くまでには約80年(4寸角程度)近くかかります。
生産者が、植林して80年...伐り出してここへ出荷してくるのは...孫の代ということになります。その間に相続で山を分けたり、税金で持っていかれたり...
「中々大変なんですよ、純粋な林業家っていうのは、ほとんどいなくなりましたね。若い人は、皆勤めに出ちゃいますよね~。」と遠くの山を見つめる大畑参事の言葉が心に残りました。
バスに乗る前にある大工に感想を聞くと...
「孫の代になってやっと...ですよね...もっと材料を大切にしなきゃいけないっすよね!」
続いて富士宮市の北西部にある白糸財産区へ向いました。植林の中のほそ~い道を走って行きます。道中、対向車とすれ違えないような所もありまして...バックして頂いたり...すみません。
パート2に続く...
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おかえりなさい、おつかれさまでした。
翌日さっそく大工さんに、話をきいたところ、
「山々が、檜だらけだったよ.植林された木が、
縦横整然と並んでいてキレイだったな~」と
教えてくれました。
きれいに加工された檜材を眺めながら、
実は山ではどんな葉をつけて、どんなふうな木なのか、
まったく知らなかったモツニ。
檜伝説の基礎知識(?)…「ナマ檜」の写真、
あったら、今度見せてください。
ナマ会長さん(笑)の写真も、いいですね。
はるか、静岡県の山奥で、80年もの歳月をかけて育った檜・・・
それらが、今、私たちの家に、何本も何本も、使われているんですね。
・・・ 感慨ひとしおです ・・・
モツ煮さん、Kさんコメントありがとうございます。そうなんですよね~材木の断面を見て頂くと分かるんですが...1、2、3、...と年輪を数え始めると...多分途中で断念されるんじゃないでしょうか?そんな途方もない年月をかけ...林業に携わる方々の親から子、子から孫へと引き継がれ、ようやく陽の目をみる材木なんですよね。パート2も後ほど...。