若手大工研修会

 おっこの床いいですね~...今度使ってみようかな...。
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こちらは、プレカット工場です。本日は、若手大工達の研修ということでプレカット工場と材木市場の視察にやってきました。


 広~いプレカット工場内...フォークリフトで運ばれてきた柱や梁材など...
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コンピューター制御による機械を通り抜け...ホゾや穴開けなどの加工が施されていきます。
それにしても...人...少なっ!さすがプレカット工場ですね。
「俺、39度くらい熱あるんすけど...来てよかったです...。」
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風邪をひいた菊地君、せっかく来たんだからと熱心に質問をしていました。
その姿勢...大事だけど無理すんなよ。
こちらは、日本に3台しかないという機械、丸太や太鼓の梁なども加工してしまうという優れものです。
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赤いレーザー光線で水平と直角を出し、ものの数分でホゾの加工を施しました。
「はぁ~...こりゃ...すごい。」
大工達も初めて見る機械の技に目を奪われていました。
最先端の技術と伝統の匠の技の融合、これからはそういう時代なんですね。
場所を移してこちらは、材木市場です。
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当社HPにも登場する丸宇市売木材㈱の堤専務がいつものシャガれた大きな声で案内してくれました。
含水率について、様々な木の種類について、材木の流通について...皆、本当に勉強になったようです。
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「うっわ~でっかいヒバ...こんなの使うとこあるんすか?」
「あるんだなぁ~変ったところが...それ...篠原さんとこへ行く材料だよ。」
来月上棟予定のK様邸で使うヒバの大黒柱でした。それにしても...デカッ!
この堤さん、静岡の天竜の出身なんです。子供の頃から天竜の森で育ち、木を知り尽くした方です。当社で天竜檜を使うことになったのもこの方の勧めがあったからなんです。
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「木っていうのはなぁ~人間と同じなんだよ。一般的には、芯が真ん中にあって素直な材の方が良しとさ
れるけど...人間も何事もなく育ってきた人の方が、挫折に弱いだろ。木もなぁ~芯が偏ったところにあ
る方が割れにくく丈夫なんだよ。それに節があったり見てくれが悪い材でも味があるだろ~。」
いつもながら人間味溢れる堤節...。
若手大工の面々も大変勉強になったようです。
堤さんをはじめ丸宇の皆様、プレカット工場の皆様、お世話になりました。
クリックお忘れなく~!

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