ISO9001更新審査が無事終了

 ISO9001ってご存知ですか?
簡単に言えば、物作り等についてのシステムに関する国際的な規格です。
当社も審査を受け認証取得してから約3年、更新の審査を受ける時期がやってきたのです。


 審査員の方に同行し2日間、本社・野田・古河営業所・建築中の現場などを回りました。
その間審査員の方は、様々な質問や文書・記録等のチェックを通して当社のISO9001に沿って構築したシステムがきちんと運用されているかどうかを審査するわけです。
 3年前は、ブームと言いますか...周りの建設会社などでも取得するところが増えてきて取りあえず当社も取得しないと乗り遅れるんじゃないの??というわけで取得を目指しました。
(認証取得にあたりご協力頂いた担当の天野さんを始めナイス㈱の皆様には本当に感謝致しております。)
 導入当時は、ISOのシステムに振り回されているといった感じでした。
この書類も作らなければならないし、こんな記録も残さなければならないし...仕事が増えただけじゃないの??社員も皆、困惑の表情を浮かべていました。
 しかし、3年経った今は違ってきました。
ISOのシステムを社員の皆がうまく活用できるようになってきたのです。
「審査員の方にも企画を良く理解し、システムを前向きに改善しながら運用出来ている。」というお褒めの言葉まで頂きました。
 石の上にも三年ですね。
今考えると、ISO9001のシステムを導入していなかったら...皆バラバラのことをやっていた様に思います。導入した今では...
 
例えば、お客様にプランをご提出する際には、ラフプランの段階で設計・営業・工務の各責任者がそれぞれの角度から赤ペンでチェックを入れます。お客様のご要望は?法規的には大丈夫?構造的に大丈夫?
時には、そのプランが赤ペンで真っ赤になることもあります。
 つまり、お客様にご提案させて頂くプランは、その物件の担当者だけでなく㈱篠原工務店が自信を持ってご提案させて頂くプランなのです。
 審査を終え...
帰り際に審査員が言われれた一言が印象的でした。
「トヨタ自動車では、今の状況を最低の状況。いくらでも改善の余地がある。という意識で取り組んでいるそうですよ。」
当社もまだまだ...です。お客様へ150%、200%の満足と安心と感動+サプライズをご提供していけるようこれからも改善の余地を探求して参りたいと思います。

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