前の前の家の大黒柱

 昨日ご来場されたあるお客様...あれ?昨日も来られたような...
「あの~聞き忘れたんですが...篠原さんとこは、今の家の柱とかって使ってもらったり出来るんですか...?」


「あの後色々と回ってみたんだけど...どの会社で聞いても出来ないって言うんですよね~。」とお困りのご様子、お話しを詳しくお聞きすると...
 そのお客様のおじいさんが大工さんをなさっていたとのことで、今の家には大きな欅の大黒柱や差し鴨居など良い材料が使ってあるそうです。出来れば建替える家にそれらを利用したいとのことでした。
もちろん「使えますよ!」
 長年ご家族の暮らしを見守ってきた家、その柱や他の部材の一本一本にも愛着やおじいさんの思い出がおありだと思います。当社では、部材の状態を見させて頂いた上でのことですが、大黒柱や差し鴨居などの部材を新しい家に使わせて頂くようなことも可能です。ぜひ、ご相談下さい。
 こちらの小池部長のブログの中でご紹介した初見様邸でも「欅の大黒柱をどこかに使えないか?」とのご要望があり、床板や飾り棚の落し掛けに使わせて頂きました。↓
http://www.shinohara-sakai.co.jp/stuff-log2/2007/04/post_14.html
 私が伺った時も、欅の床板を優しい眼差しで撫でていた初見様がとても印象的でした。後から工務担当の久野課長に聞いたのですが、床板に使った欅は前の家の大黒柱、落し掛けに使ったのは前の前の家の大黒柱だそうです。
 部材と共におじいさんの思い出も再生できる家、きっと温かい家になりますよ。
ぜひぜひ ワンクリックしていってください! 

前の前の家の大黒柱” への1件のコメント

  1. “前の前の家の大黒柱”感慨深く読ませて頂きました。
    一つひとつの物にも、じっくり考えると見過ごせない想い出…!というものがあるものですね。 ^^;
    “モノ余りの時代”と言われて久しいが、古い物はダメ…、と
    は一概には言えない、という事を痛感しました。
    今朝、建築中の我が家の【車庫兼物置】の“検査”に工務店の方4名がお見えになりました。“抜き打ち”との事で、朝8時前でした。部材の管理から現場周辺の片付け方等、厳しくチェックされていました。
    この厳しいチェック体制が【現場の手抜きゼロ】につながるんだなぁ…!とも思いました。(^_-)
    引き続き宜しくお願い致しま~す。(^^)/~~~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です