私の散髪は、いつも仕事帰り、閉店間際に滑り込み．．．「まだ大丈夫ですか？」と無理を言ってお願いしている地元のＨ床屋さんです。中学の一つ上の先輩で、店舗兼住宅をお世話になったお客様でもあります。
一昨日もいつものように．．．「こんばんは～。」とドアを開けると．．．

　お母さんが出てきて．．．
「ごめんね～せがれが熱出して寝込んじゃってさぁ～４０度くらいあるみたいなんだ．．．。」
　あらあら．．．それは大変。「お大事に～。」と声を掛け、お店を後にしました。一昨日に４０度の熱を．．．まだ駄目だろうな～と思いつつ．．．今日もいつもの時間にお邪魔すると．．．
「いらっしゃい！この前は、ゴメンね。」
　しっかりと仕事をしています。聞けばＨさん昨日には復活し、ハサミを握っていたそうです。
「今の点滴って効くんだね～見る見るうちに熱が下がってさぁ～なんとか仕事出来るようになっちゃったよ、目がクラクラして真っ直ぐ歩けないくらいだったのに不思議だね～。」ですって．．．
　不思議なのは、Ｈさんの体の方なんですけど．．．大工さん達もそうですが、手に職を持つ人達って体の調子を崩すと稼ぎが無くなるわけですからね。やっぱり体が資本！改めてそう思いました。
　もう一つ、いつも関心させられることなんですが．．．床屋さんは、話題が豊富で聞き上手．．．ゴルフやサッカー、選挙や事件、町内のことなど．．．いつも関心させられます。きっと、色々な年代や職種のお客様からの話を聞いたりして話題の引き出しがいっぱいあるんでしょうね。それもＨさんのところへ通っている魅力の一つなんですよ、知ってました？
　いつも最後は、この話題．．．「そろそろゴルフ行こうか？」「そうですね．．．秋ごろ．．．。」
お互い忙しくいつも社交辞令で終わってしまいますが、本当にそろそろ行きますか！なんせ２年近く最後のお決まりの話題になってますからね。
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