遠くに見えるは、日光の山々です。
ヒャ~寒むそ~まだ雪が積もってます。
先日、地元の(社)境青年会議所の例会がありまして、小学生のお子さん達と一緒に足尾へ行って来ました。
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バスに揺られて3時間超...やっと到着です。
ここから約3キロの道のりを歩きながら、銅山で栄えた足尾の歴史を辿ります。
こちらは、水力発電所の跡地だそうです。(日本最古だとか...)
中間地点の古河橋...向こう岸には、解体途中の製錬所が見えてきました。
何だか異様な雰囲気です。
銅山で栄えていた頃は、銅を採掘する為のトンネルの支柱として沢山の木々が伐採されたり、大火によって山々が丸裸になってしまったり、製錬所から大量の亜硫酸ガスが排出され、緑が育たない土壌になってしまったそうです。
きれいな水が流れる砂防ダムですが...
この川に魚はいないそうです。
そんな足尾に緑を取り戻そうと頑張っていらっしゃる地元のボランティアの方からお話しをお聞きし、植樹することの意味を理解してくれた子供達...
一生懸命に岩混じりの地面を掘り、小さな苗木を大事そうに植えてくれました。
「これは、備長炭になる木だよ。直径5cmになるのに20年はかかるんだ、20年経ったら確かめに来てくれよ、その頃はここらも緑でいっぱいだからさ!」
前向きに楽しみながら、足尾に緑を甦らせようと頑張ってらっしゃる方々には、本当に頭が下がる思いでした。
子供達の心にも、緑を大切にする気持ちが根付いてくれますように...。
魚が住まない川というのは怖いですね…
学校で習ったくらいで昔の出来事というイメージがあったけど
今もまだ公害の影響がこんなにあるなんて知りませんでした。
早く足尾に緑が戻るといいですね。
shino子さん、コメントありがとうございます。
私も改めて考えさせられた一日でした。