設計・積算部の川上です。以前、私の記事で紹介した「現地調査シート」というものですが、これを実際の業務でどう使うのかを紹介致します。

この時は、栃木県栃木市内の現地調査だったので栃木市役所さんに向かいました。市役所の庁舎は、今年４月より新庁舎で業務をしております。閉店したデパートを改装して、１階を東武百貨店さんが入っており２階から上の階が市役所庁舎となっております。

現地調査シートの表面です。こちらには、建築地の地名地番や地目、この土地にかかる建築制限等があるかを記載します。

調査を行なう窓口を紹介します。

「都市計画課」こちらの窓口では建築地にかかる建築制限や規制、区画整理や将来大きな道路が計画されているかを確認します。

現地調査シートの裏面です。こちらには、敷地に接する道路や上水道、下水道の設置状況や排水を流す先の管理者を記載します。

「道路課」こちらの窓口では、敷地に接している道路の幅員、路線番号、舗装されている道路か側溝がある道路かを確認します。

「下水道課」こちらの窓口では建築地前の道路に下水道管があるか、下水管がある場合には敷地内に最終桝が設置されているかを確認します。ちなみに写真はありませんが「水道課」にも調査に行ってきました。水道課は、こちらではなく別の場所に窓口があります。

これら関係各課を回って調査した項目を先ほどの現地調査シートに書き込みし、調査資料としてまとめたらその成果を営業・設計担当者に渡します。

現地調査シートを受け取った営業・設計担当者は、このシートをもとにお客様の希望に添えられるプランニングを作成します。

趣味の話も少々・・・。

中秋の名月の翌日である９月９日は満月のスーパームーン。

群馬県八ツ場ダム工事に伴う、ＪＲ吾妻線の川原湯温泉付近は今月２４日をもって廃止される事になっているのでその記録。

日本一短いトンネル、その長さ7.5メートルをくぐる（？）115系電車。画像中央の木が生い茂っている部分がトンネルです。

八ツ場ダムが出来るとダムの底に沈んでしまう「川原湯温泉駅」。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。