7月初旬の上棟に向け...基礎工事が着々と進行中の茨城県筑西市のK様邸の現場に来ています。こちらは、以前にお店の改装工事をお世話になったこともあり私が現場管理を担当しています。
明日、中山検査員による配筋検査が予定されている為、進捗と寸法等の確認に来たわけです。
本日は、大変天気が良く気温もかなり上がっています。丸で...夏、鉄筋を組んでいる基礎工事の野口工業さんも汗だくです。一通り寸法やコンクリートの被り、結束状況を確認していたら...イタズラ心が芽生えてしまいました。
久しぶりに行きましょう~『道具拝見』今回のターゲットは、基礎屋さんの腰袋に入っている...これ!何だか分かります?
これは、結束線とハッカーという道具です。これを使って鉄筋を結束していくわけです。
Uの字になっている結束線で交差した鉄筋同士を跨がせ、丸くなった結束線のところにハッカーの先を引っ掛けてクルクルっと巻き込んで結束していきます。
こうして所定の場所に鉄筋が配筋され、しっかりと固定された状態でコンクリートを打設するわけです。
野口工業のAさんに何気なく...聞いてみました。
「Aさん、約30坪のこの現場で結束線って何本くらい使うのかね?」
「はてなぁ~改めて数えたことないけど相当使うはずだよ!あの箱2つだから...約20キロ位はあるかな。工務店の基礎は、D13のタテヨコ150ピッチだべ、間隔も普通の半分だからな~結束線も倍近いんじゃねえの...あ~腰痛っ!」
私も何度かこの鉄筋組みをやったことありますけど...田植えの様な姿勢で8帖間分くらいの土間の結束をすると...かなり腰にきますよ。(最近は、少しずつ機械化してますけど...ね。)
コンクリートを打設してしまうと見えなくなってしまう所ですが、見えなくなるからこそ大事な所なんですよね。
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本当に、貴社の基礎はすごい!何度見ても、そう思います。
そしてその仕事のきびしさ、ブログを読んで、実感です。
そういえば、我が家の土台、基礎をお世話になったAさん(同一人物ですか?)も、「上棟日が決まってるから、雨が降っても、カッパきてやるんだよぉ」と、言ってましたっけ…
上棟日には、建物のてっぺんまで登って、身軽に威勢の良い声をだしてたAさん、一番日焼けしてました。
「とび職」とは、よくいったものですね。 Aさん仕事も顔も、男前です!これからもがんばってください。
Aさん、同一人物ですかね~?リーゼントとサングラスがトレードマークですが...どうでしょう?この人も上棟式には...鳶になりますが...。
あ!… うちのAさんは、パンチパーマ(?)とサングラス、だったような・・・(笑)