皆さま、こんにちは。
毎回旅行の話で申し訳ないのですが、
先日ちょっと早めの盆休みを頂いて
金沢旅行に行ってきました!
去年も行ったんですけど、
時期が違えば見える景色も違う!
(前回は冬でした)
金沢、めちゃくちゃ好きなんですよね。
好きなところがありすぎて困るくらいです。
まずは、人呼んで「忍者寺」
忍者に一切関係ないにもかかわらず、
その特殊な造りからそう呼ばれている妙立寺!
写真の階段部分は障子になっておりまして、
殿様暗殺目的でここから侵入しますと
障子に映るわずかな影を察知され、
もれなくこの内側に控えている下男に
槍で刺されます(笑)
という仕様になっております。
忍者も関係ないのに何故そんな
物騒な仕様になっているかというと、
加賀百万石前田家の3代目利常公が・・・・・・
って、こういう詳細を私が話し始めると
えらい長くなるので省略させていただきます。
落とし穴とか隠し通路もあったりしますが、
詳細を話したらつまらなくなってしまうので
ぜひご自分の目で確かめに行ってください!
お次は、「近江町市場」
新鮮な海鮮が集まる市場です。
意外にも海鮮だけでなく、
果物や近江町コロッケも人気だとか。
ですが、ここに来たら外せないのが「金沢おでん」
「車麩」が最高に美味しいですよ!
あとね、これですよ。
そう、岩牡蠣です。ぷっくりしてますね。
海鮮の地ならではですよね!
生のままレモン汁をかけていただきます(^◇^)
続きまして・・・ 「21世紀美術館」
フォトジェニックスポットのプールで有名な場所です。
一緒に行った友人がこのプール作品の作者の
大ファンだそうで、大層喜んでおりました。
お外の色のパネルのやつも面白いですよ!
いくつかの原色の色パネルが
少し位置をずらしながら立てられていて、
この色とこの色が重なるとこの色になる!
というのが一目瞭然ってなわけです。
ここも若い女性に人気なのか、
みんな自撮り棒を持って撮影してました。
一緒に行った友人が超絶可愛い子なので、
楽しくてその子の写真ばかり撮っていた結果、
自分の写真がこれしかありませんでした(笑)
まぁ、なんだ。
写真に映える人間になりたいものですね。
あ、ちなみにこの場所、
反射が半端なくてめちゃくちゃ暑いので、
行かれる際はご注意ください。
美術館の中の作品は、芸術学科卒の友人曰く、
とても面倒な工程を通して作られているようで、
それだけでも尊敬できるらしいです。
私は「あ、このフォント欲しい」くらいしか
思えなかったので、
芸術鑑賞向いてないんでしょうね(笑)
続いては 「金沢城」 です。
加賀百万石前田家のお城ですね。
え・・・? 写真が多い・・・??
それはまぁ・・・悪しからず。(趣味ゆえ)
いや、もうね、何が楽しいって石垣ですよ。
技術の変遷が全部見れる!
野面積みから、打ち込み接ぎ(はぎ)に
切り込み接ぎ(はぎ)・・・はぁ~良き(^v^)
「石垣の博物館」とも言われてるくらい
本当に種類が豊富なんですよ!
あと、特徴的なのは「海鼠(なまこ)壁」ですかね。
平瓦を張り込み、目地の部分に漆喰を
かまぼこ型に盛り込んだ壁のことです。
かまぼこ型の漆喰が海鼠っぽいから海鼠壁。
そのまんまですね。
にしても、海鼠って・・・
もう少し可愛らしいたとえはなかったんでしょうか。
さて、金沢城に入場する橋を渡って向かい側は
日本三名園の一つ 「兼六園」 です。
謂われは定かではないらしいですが、
中国の唐の時代の著名な詩人が、
自然の美しい景色を「雪月花」と示したそうで、
そこから
「雪」の「兼六園」
「月」の「後楽園」
「花」の「偕楽園」
と言われるようになったとか。
それぞれ
「雪」 の 「兼六園」 は 「冬」
「月」 の 「後楽園」 は 「秋」
「花」 の 「偕楽園」 は 「春」
を示すともいうらしいですが・・・
それならば、兼六園は冬が一番!
ということですね。
確かに夏はひたすらに暑かったです。
でも綺麗なのは一緒じゃないかなぁ・・・。
データ大きすぎて載せられなかったので
だいぶ縮小させちゃいましたが、
2枚目の写真なんかは
水紋が良い味出してると思うんですよね(..)
あ、そうそう。
この21世紀美術館と金沢城と兼六園は
すぐお隣同士にあるんですけど、
(隣同士といっても敷地がかなり広い)
そのすぐそばにある 「石浦神社」 もオススメ!
とても神社のものとは思えない
可愛い水玉模様のお守りがあります。
今回行ってみたら、
夏仕様なのか盆仕様なのか、
手水舎にお花が浮いていました。
なんだか7月の笠間の雨引観音みたいですね!
入口の提灯も夏らしくて可愛かったです。
フォントも可愛いですよね。
この近くには 「金箔ソフト」 のお店もあり、
この時期は休憩がてら寄るのもオススメです。
さてさて・・・お次は茶屋街です。
金沢には西茶屋街・主計町茶屋街・
東茶屋街とありますが、
観光地として一番人気なのが 「東茶屋街」
浴衣を召したカップルもいましたが、
外国からの観光客が多かった印象です。
こういう景色は海外の方にも
受けが良いんですね。
ここに来たら寄っておきたいのが 「志摩」
江戸時代から残るお茶屋の建物で、
国の指定重要文化財にもなっています。
スマホでの撮影は許可されているので、
少し中の写真をご紹介しますね。
簾は夏仕様だそうですが、
涼しげで趣深い空間が広がってました。
ちなみに主計町茶屋街から東茶屋街方面を
眺めるとこんな感じになります。
この浅野川を渡って右手側が東茶屋街ですね。
逆にこの橋の上から主計町茶屋街を眺めると・・・
こうなります。
ちなみに私は金沢で一番好きな場所と言っても
過言ではないくらい、主計町茶屋街大好きです。
東茶屋街方面から主計町茶屋街に
向かうのも良いのですが、
ぜひともオススメしたいルートがあります。
まず、金沢駅方面から路線バスで向かうとして、
百万石通りの尾張町というバス停でバスを降ります。
で、少し百万石通り沿いを歩いた後、
左に入っていきます。下新町という地区ですね。
そこに久保市乙剣宮というのがありまして、
まずはそこに向かいます。
ここは幻想文学の文豪・泉鏡花が幼少期に
境内で遊んでたといわれている地で、
敷地は決して広くはないものの、
立派な佇まいで荘厳な雰囲気です。
生前うさぎの形のものを集めていた
泉鏡花にちなんで、
お守りもまん丸で満月をイメージしたような
兎の刺しゅうが入ったものがあったりして、
とても可愛らしいですよ!
道路挟んで向かい側には
泉鏡花記念館もあります。
ご興味ある方はそちらもぜひ!
泉鏡花の作品は世界観が独特過ぎて、
好き嫌いがわかれるところですよね。
私はどちらかと言うと苦手です。
想い焦がれるあまりに生霊になるとか
ちょっっとまじでよくわかんない・・・((゜゜))
さて、オススメルートの説明に戻りますが、
この久保市乙剣宮を右から後ろに回ると、
くらがり坂というものがあります。
名前の通り、あたりは影が差して暗めです。
ここをおりていくと主計町茶屋街に出ます。
昔は茶屋に遊びにいくのがバレないように
わざと暗いこの坂を通っていたとか(笑)
このくらがり坂がね、良いんですよ。
のぼってくるよりもおりていくほうが良い。
ここをおりていくと、突然異世界に
迷い込んだかのような錯覚を起こします。
それくらい雰囲気の違いを
わかりやすく味わえるんです。
そんなくらがり坂をおりていった先に
どんな景色が広がっているかというと・・・
まずはこれ。
くらがり坂をおりて直進し、
ふと振り返った時の景色。
そして・・・
突き当たって小路に出た時の景色。
なんでしょう。わびさびと言いますか、
独特な茶屋街の雰囲気もありますが、
静寂の中にも確かに感じる住民の気配。
建物の感じだけを見ると
東茶屋街と変わりませんが、
雰囲気と言うか空気と言うか、
そういうのは全く別物だと感じました。
ちなみに浅野川沿いに出てから
振り返ってみると・・・
こんな感じの景色が広がります。
写真だけでも十分伝わると思いますが、
なんか良いでしょ?(雑)
茶屋街に限らず、
金沢行きたくなったでしょ?
ってなわけで、
ちょっと早めの盆休みを利用して行ってきた
金沢旅行記でした\(^o^)/
長々と書き連ねてしまいましたが、
ここまで読んでくださった皆さん、
ご精読ありがとうございました!
【番外編】
宿の条件を「温泉」に指定して探した結果、
以前も泊まったホテルになったのですが・・・
思わぬサービスで最高すぎました。
大正ロマンルーム!!!!!
素敵すぎてここでも友達の撮影が
はかどりまくってしまいました。
最後に。。。
台風の影響もあり、
海のレジャーで水難事故等多発してますが、
そういうものには重々気を付けて頂いた上で
素敵なお盆休みをお過ごしください。
熱中症にも気を付けながら、
夜は適度な晩酌も大切に(*^^)v