激動のシーズンが生んだ奇跡

 

お久しぶりです。

リフォーム部のFです。

 

前回の更新が年末の冬季休業のお知らせということで、

そこから実に5ヶ月も経過してしまいました。

体感としては2カ月程度しか経ってないように感じます。

年々、1年が早く過ぎ去っていくような感覚が加速していきますね・・・。

これが年を重ねた結果というやつなのでしょうか。

 

さて、そんな話はとりあえずおいておきまして、

皆様は今年のGWはいかが過ごされましたか?

今年はうまくいけば10連休という方もいらっしゃったと思いますが、

物価が高い、円安の影響、インバウンドの観光客が多いなど、

色々鑑みた結果我慢の連休となった方もいらっしゃったかもしれません。

 

私は5/4~5/6と三連休を頂き、4,5日は水戸におりました。

「水戸」というワードだけで社内の一部の人はすぐ気づくことでしょう・・・

そう、Bリーグ23-24シーズンのレギュラーシーズン最終節を観てきました。

 

 

昨年の今頃から『ひだまり通信』を読んでくださっている方は

もうすでにご存じかもしれませんが、

私はBリーグ(男子プロバスケ)観戦を趣味としております。

応援しているクラブは

・茨城ロボッツ(ホーム:水戸市)

・宇都宮ブレックス(ホーム:宇都宮市)

この2クラブが主ですね。(他にもあるけど・・・)

いずれもB1リーグの東地区所属となります。

(B1リーグは3地区に分かれてそれぞれ8チームずつの合計24チームあります)

 

ちなみにB1リーグは10月に始まり5月のGWで

レギュラーシーズンを終える日程となっており、

1シーズンに60試合行います。

だいたい週末2日間・水曜夜に試合を行う場合が主で、

週末2日間の試合は同じ対戦相手で2連戦となる仕様であることから

主に「節」という分け方をします。

それでいくと、試合数としては各クラブ60試合あるものの、

「節」という表し方においては全36節で

レギュラーシーズンが完了する形となります。

ちなみに、サッカーのように昇格や降格のシステムもあり、

クラブライセンス等の話を考慮しないで簡単に説明すると、

B1リーグでは24クラブ中下位2クラブがB2リーグに降格するシステムです。

簡単な指標を示すと、昨シーズンまでの流れでいうと一般的には

「B1残留には60試合中最低15~16勝はしないとキツイ」と言われてました。

ここまでがBリーグ(主にB1リーグ)の簡単な概要ですね。

 

 

で、だ。

 

 

先に話したかったことを書いておきます。

ロボッツB1残留できて良かった~~~!!!!!

 

まずはこの一言です。

 

ブレックスもなにかといろいろあったのですが、

それよりもなによりも大変だったのが茨城ロボッツです。

 

 

大変でした。もう本当に大変でした。

選手ご本人も最終戦の後のシーズン終了セレモニーでお話しされてましたが、

本当に大変なシーズンだったんですよ。

シーズン始まる前からわりと大変だったんですけど、

本当に苦しいシーズンでした。

 

簡単に月ごとの戦績をまとめましょうか。

10月:9試合 0勝9敗

11月:5試合 1勝4敗

12月:12試合 1勝11敗

1月:8試合 1勝7敗

2月:5試合 2勝3敗

3月:9試合 3勝6敗

4月~5月GW最終節:12試合 4勝8敗

終わってみれば、60試合中12勝48敗という結果でした。

 

Bリーグの概要において「残留には15~16勝」と先述しましたが、

シーズン終わって12勝です。

これだけでも大変だったことがうかがえると思います。

 

でもね、戦績を恨み言のように書こうとしたわけじゃないんです。

今シーズンは、

地獄を味わったと同時に映画のような奇跡をたくさん見たんです。

特にシーズン後半。

アメリカ映画のヒーローのような救世主が2人も現れました。

それはとても語りつくせないほどの貢献でした。

(しかも、去り際までもが映画の如く・・・)

でも、それだけではなく、

日本人選手の素晴らしいバイタリティーやメンタリティー、

そしてファンがクラブと共に成長したことで完成した奇跡の残留の物語でした。

 

これ以上細かいことを話すとすっごく長くなってしまうので、

気になる方は「Bリーグ」と「茨城ロボッツ」の公式ユーチューブで

各試合のハイライト動画をご覧ください。

コメント欄まで目をそらさずに見てください。

そして最後に茨城ロボッツ公式チャンネルの

「2023-24シーズン最終戦セレモニーVTR」を見てください。

それでだいたいわかります。

 

最後の最後にはリーグまでもがクラブの背中を押してくれたような感覚でした。

「人のああたかい心」がまた別のところで新たなあたたかい心を生み、

それがどんどん広がっていって、育まれて、声援になって・・・

そのようにして生まれた奇跡のような現実でした。

本当に映画が一本出来上がります。

 

シーズン終了セレモニーで、

彼らは申し訳なさそうに目標を転換した流れについて話していました。

「もし降格したら・・・」と、そんな話もしていました。

降格はギリギリ免れたものの、

今シーズンの結果について皆さん謝っていました。

 

でも、限られた戦力で全力で戦い抜いたんです。

気持ちがよく出た姿勢で挑んでいたからこそ、

ファンがついてきたわけです。

 

「プロなんだから『頑張った』じゃなく戦績で語れ」と言われたら

それはそうかもしれませんが、

このシーズンは何か別の「大切なもの」を見つけることができたと思います。

個人的には、コロナ渦を経てさらに薄れてしまっていた

人間の「大切な心」を思い出させてくれたような気がしました。

 

なので、

しがないファンのひとりである私からクラブに言いたいことはただ一つ、

「ありがとう」です。

天国も地獄も、酸いも甘いも、いろいろありはしたけれども、

振り返ればある意味最高のシーズンになったと思います。

頑張ってくれてありがとう。

もっと応援したいと思わせてくれてありがとう。

ファンの声を信じてくれてありがとう。

もう本当に「ありがとう」しかないです。

 

アウェーで見えた成長の片鱗は島根の2戦目でした。

ちょうどシーズン折り返しの試合ですね。

キャプテンの厳しい言葉が選手全員を起き上がらせてくれたこと。

ファンが「なにかもっとできることがあるんじゃないか」と

考えた末に突然始められた

「アップ中のスリーが入った時の鼓舞」

「FT2本目の『もういっぽーん!』の声」

 

それらが同日に突然起きたことも、今考えるとすごいですね。

明らかにあれで雰囲気が変わりました。

集大成は最後のアウェー仙台戦。

そちらはさすがに現地観戦はできませんでしたが、

バスライから聞こえる歓声は本当に凄まじかった。

あれを見た瞬間、

「このチームを応援していて良かった」と心底思いました。

自分は大したことはしていないのに、

勝手に報われたような気持ちも覚えた瞬間でした。

 

これはあくまでプライベートの中での体験ではありましたが、

この出来事が、弊社の「ありがとうの連鎖の家づくり」がなんたるかを

改めて思い出させてくれたような気がします。

 

今度はこの体験を糧にして仕事も改めて頑張っていきたいと思います。

 

では最後に、今シーズン私自ら一丸レフで撮影した

茨城ロボッツ・宇都宮ブレックス・アルバルク東京の

試合写真をお送りして終わります。

 

わざわざ注意書きをつけなくても皆様わかってはいると思いますが、

念のため書いておきます。

【(冒頭の方の3つの写真も含め)これらの写真の保存・スクショ・加工・無断転載は禁止です】

最終的にすごく長くなりましたけど、

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。

 

これを見てBリーグが気になったら、

来シーズンはぜひ観に行ってみてください!

 

その前に、昨年夏のW杯男子バスケ日本代表の戦いをまとめた映画が

6月の4週間限定で全国の劇場で公開されますので、まずはそちらから!

 

 

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