家づくりとは

『ありがとう』の連鎖である。

檜の森を訪ねて(高知編)

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こんにちは、篠原工務店 代表の篠原純一です。
改めてまして、弊社ホームページをご覧いただき
ありがとうございます。

このページでは
「プロが見る檜の魅力とは」ということで…

私たち篠原工務店スタッフが、高知県にある林業・製材の現場に伺い、檜、杉、材木、そこで材木と向き合う人々、自然そのものの魅力に迫ってまいりました。その様子を紀行文も交えつつご紹介したいと思います。 是非とも、読み進めていただければ幸いです。

 

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品質の良い木材というものは日本の各地にあります。
そういった中、篠原工務店では柱や土台部分に「土佐材」を使用しています。

少しでも「品質の良い檜を感じてもらいたい!」という想いのもと、
近場で仕入れるのではなく、「本物」を追求しています。

林産地の想い、取組み、良質な材木はどのように生まれているのか、この目で確かめたい…

と言うわけで、今回は土佐は高知県に、私、久野、菅谷でお伺いしてまいりました。

2013年10月 高知県 : 篠原純一、久野、菅谷、丸宇木材:高橋さま

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四万十川…
当日、台風が過ぎ去った後で、かなりの増水。

「大自然の中にいる」ということを改めて認識します。

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空港から約3時間。

手摺などが無い、沈下橋と言われる橋をわたり、
今回お伺いする製材所へ向かいます。

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  昭和木材㈱さまです。早速拝見させていただきました。

 
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 檜の伐採は、彼岸(秋)から彼岸(春)までが良い時期とされており、
これからが製材の最盛期です。

 

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 丸太の皮むきから乾燥、製材...全ての工程を見学させて頂きました。

 

四万十川流域の豊かな水と石灰分を多く含む土壌で育った檜は、
油分が多く粘り強さがあり、虫喰いにも強い良質な檜なのです。

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 特に製材直後は、その特徴が顕著で、撫でてみると私の手も艶々と光り、すべすべになります。

 

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最後に、昭和木材㈱の滝石社長さま、同行して頂いた県の木材産業課の竹崎さまも含めて記念に撮影。こういった自然と材木の守り人との出会いは、いつも檜の家づくりの原点を感じます。 瀧石社長さまご多忙な中、懇切丁寧にありがとうございました。

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翌日…

製材だけではなく、
「実際の現場を見なければ…」というわけで森林組合の間伐現場を見学させて頂きました。他の産地で見せて頂いた時よりもかなり広い作業道が設けられています。

 

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それもそのはず…こんな大きな重機が見えてきました。
こちらの重機は、一台で何役もこなします。

 

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伐採した木を掴んで持ち上げ、枝を払い…3mとか4mといった材料の長さを掴みながらスライドさせて計測し、その長さにカットしてしまいます。

重機を良く見せていただき、ご説明して頂きました。こういった重機を用い、こちらでは他の地域よりも倍以上の効率で伐採作業を行い、原木を供給しています。

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 同行していただいた竹崎さん、高橋さん二日間本当にお世話になりました。
今後とも末永くよろしくお願い致します。

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今回の四国の旅も、非常に充実したものとなりました。

製材所、林産地、そこで情熱を傾ける人々…

現地でしか感じることが出来ない「想い」を体感しました。これからも、篠原工務店はスタッフ一同、お客さまに喜んでいただくため、林産地の想いを伝えるため、良質な檜、ひいては家づくりの材料を日々追探究していきます。

※天然記念物「杉の大杉」にて