現在、地元境町で工事進行中のお寺、花蔵院さんの
虹梁等の加工が終わった材料を千葉県の
(有)中嶋社寺彫刻所さんへ搬入しました。
菅谷部長と相良棟梁、長谷川君が手刻みで仕上げた材料を
大事そうに運び入れました。
仕上がった材料に、こちらの中嶋さんの所で彫刻を施してもらいます。
相良棟梁いわく...
まるで我が子を送り出すような心境だそうです。
形や大きさも様々なノミに興味津々の長谷川君、やっぱり大工ですね。
せっかくだからと、中嶋さんが現在手掛けている
他の寺社の作品を見せてくれました。
こんな風にして少しずつ彫刻を施していきます。
こちらは、牛です。
こちらが、猿で...
こちらが、ヘビ(巳)。
そうです、十二支全ての彫刻を作っておられるところでした。
お勧めは、こちらのヘビ(巳)だそうです。
「このウロコが難しいんですよ...。」
と仰っておりましたが、今にも動きだしそうで
少し寒気がするくらいリアルな彫刻でした。
彫刻が仕上がるまで1カ月ちょっとかかるそうです。
今から仕上がりが楽しみになってきました。
中嶋さん、宜しくお願い致します。