こんにちは。
先日東京ビッグサイトで開催されていたリフォーム産業フェアに、
リフォーム部の4人で行ってきました。
旧リフォーム館がライブピアデポだった時代には毎年行っていたのですが、
コロナ禍の間はやっていなかったこともあり、とても久しぶりの参加でした。
以前は建材メーカーや住設メーカー、エクステリアやお庭関係の販売店、
インテリア雑貨の販売店などの出店が多かったのですが・・・
今回は以前とはずいぶん様変わりしたような印象を受けました。
何が違ったかというと、建材や住設メーカーの展示がかなり少なくなっており、
会場の半分~半分を少し超えるくらいのスペースを
業務効率化ソフトなどを販売している会社が占めているような印象でした。
建設業は特に人不足が深刻などと世間ではよく言われていますが、
まさかこんな所でも「世の中の建築関係はそれほどまでに人不足なのか・・・」
と思い知ることになるとは思いもしませんでした。
普段から「建物を建てる側」にいる人間からすると、
ソフト面を支える企業展示が増えたという点については
「そんなサービスがあるのか」と便利な知見を得た部分は勿論ありますが、
それと同時に
「なんとも言えない憤りのようなものを感じた方も多いのではないかなぁ」
と個人的には思いました。
いくつかお話を聞いてはみましたが、
「費用を払って導入するとして、できるのはここまでなのか・・・」
と少々ため息が出てしまうような、なんとも中途半端なところまでで
こちらが一番苦労する部分には届かない補助システムが多いような印象でした。
少々いじわるな言い方をしてしまうと、
「わかっているからそこは絶対にやらない」という強い覚悟さえ
持っていそうだなと感じるところも中にはありました。
ソフト面はこちらの使い方次第なところも多くあると思いますが、
昨今は特にそう感じることが増えたような気がします。
きっと時代の流れや社会、人間関係の変化も大きく影響しているのでしょうが、
本当の意味での「淘汰」がその奥に見えるような気がしてしまいました。
「世の中の仕組みとはこういうものかぁ」と少々虚しくなる瞬間でしたね。
とはいえ、我々の仕事は「ありがとうの連鎖の家づくり」ですから、
目の前に弊社との縁を信じてくださるお客様がいる限り邁進するのみですね!
これからも「『人が住まう』『人が暮らす』とはどういうことなのか」を
しっかりと考え、より素晴らしいご縁を紡いでいけるように頑張ります。