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野崎 一輝(のざき かずき)
2/3(日)大型リフォーム見学会開催[古河市間中橋]
本イベントは終了しました。
イベントについてのお問い合わせは、
TEL:0280-33-3003 篠原工務店リフォーム部 担当:鶴見(つるみ)までお願いします。
こんにちは、篠原工務店リフォーム部です。
このたび、お施主さまのご厚意で、通常では滅多に見られない[築35年の平屋]の全面リフォームの見学会を行えることになりました。
古材を活かしながら、新築+αの素敵なお家になりました。
「我が家も結構古くなって、冬は寒いし夏は暑いし・・・」という悩みをお持ちの方から「リフォームも建て替えも今は考えていないけれど、ウチの家と似たような造りだし、一度見学してみたい」という方まで、この[滅多にない]機会にぜひご来場ください。
会場には、篠原工務店スタッフも常駐していますのでご安心ください。気になることがあればお気軽に質問してくださいね。
▼詳しい案内はこちら お問い合わせ先 リフォーム部 TEL:0280-33-3003担当;鶴見
本イベントは終了しました。
イベントについてのお問い合わせは、
TEL:0280-33-3003 篠原工務店リフォーム部 担当:鶴見(つるみ)までお願いします。
公開まで今少しお待ち下さい
[11/30(木)まで]期間限定の完成現場見学会「木の香り漂う高性能で暖かな家」
お洒落でキュートな玄関、格式高い本格和室、
無垢材をふんだんに使った、
篠原工務店らしいお住まいが完成しました。
11/30(木)までの期間限定で、ご覧いただけます。
※予約制で随時ご覧いただけます。
(期間中は平日、祝日問わずご覧頂けます。現地には人がおりませんので、
前日までに下記より必ずご予約の上ご来場下さい)
【開催概要】
●期間:11月30日までの期間随時(期間中は平日、祝日問わずご覧頂けます)
●時間:10:00〜17:00
●会場:栃木県小山市花垣町2丁目2521-5
●地図
【見どころ】
ZEH[ゼッチ]の家
S様邸のポイントは、心地良く暮らせる「快適」「最適」「素敵」を兼ね備えた、ゼロ・エネルギー(ZEH)住宅であることです。
意匠性や技術はもちろん、 冬暖かく、夏涼しい省エネルギーな設計・構造で、身体にもお財布にも優しい住宅なのです。これから子育てというご家族から、老後終の棲家として建て替えをご検討中の方、快適で安全そして経済的な「檜伝説+」をこの機会にぜひご体感ください。
【予約・お問い合わせ】
TEL:0280ー87−6666
「完成見学会の予約の件で」とお伝えください
メールの方はコチラをクリック
「お問い合わせ内容」に、ご希望の日時または問い合わせ事項を入れてください
~ ご家族皆様でのご来場、お待ちしております!!~
ナチュリエ施工例
8月末までの期間限定モデルハウス!【境町長井戸分譲地】
こんにちは、篠原工務店の篠原重夫です。
篠原工務店では現在、“8月末までのモデルハウス” と銘打ってOB客様(S様ありがとうございます)のご厚意のもと期間限定でオープンしています。
「モデルハウスと、実際に住む家のイメージは違うから…」と
今まで二の足を踏んでいた皆さまにも、
“住んでからのイメージ”が、よりリアルに感じていただけるのではないかと思います。
技あり収納必見!お洒落モダンな子育て世代の家
【境町長井戸分譲地内:“8月末までのモデルハウス”(S様邸)】
≪お客様の声(S様)≫
資金や家造りについても全く解らず、どうすれば良いかとても不安でしたが、篠原さんにローンの相談や間取りなど一つずつ丁寧に教えてもらい、安心してお願いする事が出来ました。上田さんには細かなところまで提案をして頂き本当に素敵な家が出来ました。新しい生活にワクワクしています。
≪営業担当者:篠原常務≫
子育て世代のご夫婦が快適に暮らせるよう、水廻り・家事動線の使いやすさ、シューズクローゼット・食品庫など収納を充実させたご提案をさせて頂きました。スタイリッシュな外観にもこだわり、ご希望の予算に合わせながらも、若いS様のご要望とも合致したプランでとても気に入って頂けました。
≪工務担当者:上田≫
若いご夫婦に似合うモダンなインテリアをご提案させて頂きました。趣味の水槽を置けるキッチンカウンターの箱型収納や、LDKの壁にはアクセントで杉のパネリングを施し、非常に見ごたえのある作りとなっています。照明計画もこだわり、ダウンライトとスポットライトをうまく組み合わせております。
詳しくは現地にて直接ご覧ください!
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
※ ご不明な点等は下記電話番号までお問い合わせください。
篠原工務店 本社:〒306-0433 茨城県猿島郡境町76-1
TEL.0280-87-6666
檜の森を訪ねて(高知編)
こんにちは、篠原工務店 代表の篠原純一です。
改めてまして、弊社ホームページをご覧いただき
ありがとうございます。
このページでは
「プロが見る檜の魅力とは」ということで…
私たち篠原工務店スタッフが、高知県にある林業・製材の現場に伺い、檜、杉、材木、そこで材木と向き合う人々、自然そのものの魅力に迫ってまいりました。その様子を紀行文も交えつつご紹介したいと思います。 是非とも、読み進めていただければ幸いです。
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品質の良い木材というものは日本の各地にあります。
そういった中、篠原工務店では柱や土台部分に「土佐材」を使用しています。
少しでも「品質の良い檜を感じてもらいたい!」という想いのもと、
近場で仕入れるのではなく、「本物」を追求しています。
林産地の想い、取組み、良質な材木はどのように生まれているのか、この目で確かめたい…
と言うわけで、今回は土佐は高知県に、私、久野、菅谷でお伺いしてまいりました。
2013年10月 高知県 : 篠原純一、久野、菅谷、丸宇木材:高橋さま
四万十川…
当日、台風が過ぎ去った後で、かなりの増水。
「大自然の中にいる」ということを改めて認識します。
空港から約3時間。
手摺などが無い、沈下橋と言われる橋をわたり、
今回お伺いする製材所へ向かいます。
昭和木材㈱さまです。早速拝見させていただきました。
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檜の伐採は、彼岸(秋)から彼岸(春)までが良い時期とされており、
これからが製材の最盛期です。
丸太の皮むきから乾燥、製材...全ての工程を見学させて頂きました。
四万十川流域の豊かな水と石灰分を多く含む土壌で育った檜は、
油分が多く粘り強さがあり、虫喰いにも強い良質な檜なのです。
特に製材直後は、その特徴が顕著で、撫でてみると私の手も艶々と光り、すべすべになります。
最後に、昭和木材㈱の滝石社長さま、同行して頂いた県の木材産業課の竹崎さまも含めて記念に撮影。こういった自然と材木の守り人との出会いは、いつも檜の家づくりの原点を感じます。 瀧石社長さまご多忙な中、懇切丁寧にありがとうございました。
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翌日…
製材だけではなく、
「実際の現場を見なければ…」というわけで森林組合の間伐現場を見学させて頂きました。他の産地で見せて頂いた時よりもかなり広い作業道が設けられています。
それもそのはず…こんな大きな重機が見えてきました。
こちらの重機は、一台で何役もこなします。
伐採した木を掴んで持ち上げ、枝を払い…3mとか4mといった材料の長さを掴みながらスライドさせて計測し、その長さにカットしてしまいます。
重機を良く見せていただき、ご説明して頂きました。こういった重機を用い、こちらでは他の地域よりも倍以上の効率で伐採作業を行い、原木を供給しています。
同行していただいた竹崎さん、高橋さん二日間本当にお世話になりました。
今後とも末永くよろしくお願い致します。
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今回の四国の旅も、非常に充実したものとなりました。
製材所、林産地、そこで情熱を傾ける人々…
現地でしか感じることが出来ない「想い」を体感しました。これからも、篠原工務店はスタッフ一同、お客さまに喜んでいただくため、林産地の想いを伝えるため、良質な檜、ひいては家づくりの材料を日々追探究していきます。
※天然記念物「杉の大杉」にて
篠原工務店 スタッフ紹介
AIR断震システム
AIR断震システムへの想い
ここ茨城県も、瓦の落下、石垣の崩壊など数多くの被害に見舞われ、地震に対する恐怖と不安を身を持って体感致しました。
「住む人の命を地震から守るために、何ができるだろう…」。
あの日以来、頭の中を巡るのはそんな感情ばかりでした。
そんな時お客さまからのご提案がキッカケで出会ったのが、この「AIR断震システム」です。
「空気の力で家が浮く」
私自身、半信半疑でした。
しかし、自らつくば市の日本AIR断震システム株式会社を訪ねシステムを体感し、驚愕いたしました。
揺れをほとんど感じなかったのです。
地震からお客さまの大切な住まいを守り、被害を最小限に食い止めるために。私たち篠原工務店には、この「AIR断震システム」が必要だと確信致しました。
そしてこの新しくも画期的なシステムをより多くの方に体感して頂くために、古河展示場にAIR断震システムを搭載、リニューアル致しました。
宙に浮く家 AIR断震システム。
AIR断震システムとは
地震の時浮いていれば、『地面の揺れを感じる事は無いだろう』という、子供みたいな発想から生まれました。 地震の揺れを感知すると、瞬時に宙に浮き揺れを建物に伝えづらくする装置です。 (震度7の揺れを1/30に軽減が可能)
■東日本大震災での実績
東日本大震災において既存の装置では対応出来なかった場合でも、エアー断震システムの家に居た人は、巨大地震に気がつかず、猫が寝たままでした。
エアー断震システムは、防災科学技術研究所の実物大実験で、あらゆる実験を行い安全性を確認、震度7でもコップの水が揺れませんでした。
■建築基準法での扱い
エアー断震システムは建築基準法の耐震住宅に適合し、通常の建築士が耐震住宅として設計できる合法的な地震対策で、優れた地震対策です。
建物を宙に浮かせ、揺れをまるごと断つのが「エアー断震システム」
エアー断震システムは地震発生から約0.5秒~1秒程で空気タンクに貯蔵してある空気を人工地盤と基礎の間に瞬時に送り込み、建物全体を浮上させます。
建物と実際に揺れている面は切り離されるため、建物自体、建物の中に居る人や財産は地震の影響をほとんど受けずに済みます。
また、エアー断震システムは一般的な免震システムに比べ安価となっており、ローコストに安全の地震対策を建物に設置することができます。
映像で見るエアー断震システムのしくみ
耐震・制震・免震との違い
揺れの比較表
AIR断震の特徴
1.震度7の揺れを1/30に軽減
エアー断震システムは簡単にいうと、空気の力で家を空中に浮かせて地震の揺れから避難するための、最新の地震対策装置です。 地震が発生した時、地面は揺れますが、まったく地面と接していない浮いた家なら揺れません。その理屈を具現化したのがエアー断震装置。 揺れが少なく、家の倒壊はもちろん、家具の横倒しなどによる被害も、未然に防ぎ自分の身や最愛の家族を守ることができます。
2.免震装置の約1/3の施工費用
エアー断震システムの施工費用の目安は、導入する住宅によって変動いたしますが、従来の免震装置の約1/3で抑えることができます。 制震装置が約200万円、耐震装置が約100万円すると、AIR断震はこれまでの地震対策より高次元の地震対策効果と比較的設置しやすい費用を両立しています。また、2×4をはじめ様々な戸建住宅に対応しており、3階建の建物にも導入できます。
3.メンテナンスフリー&年に1度のアフターメンテナンス
エアー断震は、お手入れや保守の煩わしさがありません。地震後空気の補充は自動でコンプレッサーによりタンクに補充されます。また、年に1回程度、担当社員が装置が正常に働いているかどうか、点検に伺います。 ただし部品交換や専門メンテナンスは有料工事になりますのでご相談の際詳細をお話しさせていただきます。
地震大国日本
世界の地震の約10%が、日本やその近くで起こっています
日本は、世界の面積の1%にもならない国なのに、世界の約10%の地震が発生しています。体に感じない小さな地震までいれると、いつもどこかで地震が起こっています。日本は世界で有数の地震国なのです。
そこに暮らす私たちは、命、財産を守る為に地震やそれによって起こりうる様々な自然現象を正しく理解し、上手に付き合っていく必要があります。
震央(1998年~2007年、M4以上) ○は震央の位置、色の違いは震源の深さを表します。 プレート境界に沿って地震が集中して発生してい ることがわかります。
世界の地震分布 昭和63年~平成19年(1988年~2007年)/ 赤い点は、マグニチュード5.0以上、 深さ100kmより浅い地震が起こった場所 。
今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率
上の地図は30年以内で震度6弱の揺れに見舞われる確率を示した「全国地震動予測地図」です。
確率が最も高いのは、静岡市の89.8%で、津市の85.9%、奈良市の67.7%となっており、このほか、東京(都庁付近)は19.6%、横浜市は66.9%、名古屋市は45.3%、岐阜市は17.2%、和歌山市は48.2%、大阪市は60.3%、徳島市は61.2%、高知市は63.9%という確率が挙げられています。
この確率とは別に大地震が起きていることも事実であり、日本全国のどこで大地震が今起きてもおかしくない状況と言えます。
東日本大震災から考える
AIR断震システムが地震から建物を守る
上の写真は、日本エアー断震システム本部社員が震災後被災地を訪れた写真です。
海岸から深くに入った場所でも津波の被害があり、その他地域では建物の損傷、地面の液状化等が見られました。
また茨城にある本部も地震の被害を受けており、今なお続く余震に日々地震の恐怖を実感しております。
そんな中私たちにできることは、今回の地震でその効果を発揮したエアー断震システムをひとつでも多くの建物に導入し、人々の命・生活・財産を安全に守ることだと考えております。
震災後人々の生活・命を守る避難所、会社の資産・社員の命を守る断震シェルター、企業の大切な情報を守る断震データセンター。
エアー断震システムはいかなる状況でも建物を揺らさず、震度7の揺れを1/30に軽減します。
「建物」に対して何が大事かを、今回の地震をきっかけに今一度再検討してみてください。
まずは一度、古河展示場(コチラをクリック)にてその素晴らしさをご体験ください。
【檜伝説】 つくばハウジングパーク内 つくばモデルハウス
【檜伝説】 住まいるパーク柏の葉展示場 柏モデルハウス
趣味を最大限に生かした住まいづくり。
室内に光を大きく取り込んだ間取り。
安心と品格のある上質な空間を愉しめます。
■1階床面積/40.65坪(134.36m2)
■2階床面積/32.90坪(108.75m2)
■延床面積/73.55坪(243.11m2)
■玄関ホール・土間
ミカゲ石の玄関と続く土間は、気軽にお茶を飲んだりお話ができるスペースとしてご利用いただけます。玄関左側にはシューズクロークを設置。生活感のないすっきりとした玄関が実現します。
■シアタールーム
近隣への音漏れの心配もなく、思う存分映画や音楽が楽しめます。ご主人のプライベートタイムで家族みなさんでご堪能下さい。
■リビング
大開口のサッシそしてウッドデッキ。大型テレビも造り付けの棚に美しく収まり、家族全員が揃ってゆったりと楽しく過ごせるリビングルームです。
■ダイニングキッチン
家族やお友達が集まって会話や食事が楽しめる、アイランドキッチン&一体型のダイニングテーブル。大収納の食品庫(パントリー)も必見。家事コーナーはお子様の勉強机としても重宝します。
■中庭
家全体に移ろう四季の美しい空と明るい光が取り込めるよう設計。
■和室
シンプルで、落ち着いた仕上がりの10帖和室。書院窓が風格を出し、障子越しの自然な採光が来客を温かくお迎えします。天井高2,700mm、鴨居高1,900mmと、大変広々とし、天竜檜5寸角の柱が安心と品格のある上質な空間をつくります。
■ロフト
趣味を楽しむためのスペースとして大変便利。明るく開放的なロフトは屋上への通路にもなっています。ライフスタイルにあわせて様々な利用が可能です。
■小屋裏収納
10帖の大きさの小屋裏収納は固定資産税の対象にならない嬉しい大収納空間。お子様の遊び場としても大活躍します。
■子供部屋
壁・床・天井すべてに檜の無垢材がはられた木の香り漂う素敵な部屋です。
大きな窓からは、陽の光や風のそよぎも充分に感じられお子様の健やかな成長に貢献します。
■主寝室
優しく美しいデザインの掛込天井とゆったりと大きめに造り付けたパウダーコーナー。プライベートな時間をゆっくり寛いでください。
■屋上
広々と開放的な屋上は休日のプライベート空間としてもお楽しみいただけます。
住まいるパーク柏の葉展示場:
千葉県柏市新十余二15-2
TEL.04-7135-6789 FAX.04-7135-6790
→来場予約はこちら
周辺地図
【檜伝説】 古河ハウジングセンター 古河モデルハウス
ぬくもりのある家には、自然と家族が集う。
会話が弾み、やさしくなったみんなの笑顔。
あたたかい家族は、こんな木の家で生まれる。
宙に浮く家「AIR断震システム」搭載
アイディア満載二世帯住宅、スマートハウス対応(太陽光発電・蓄電池etc)
■1階床面積/43.97坪(145.35m2)
■2階床面積/34.68坪(114.64m2)
■延床面積/78.65坪(259.99m2)
【檜伝説】 古河ハウジングセンター 古河モデルハウス
〒306-0012
茨城県古河市旭町1-18-35
TEL.0280-33-1639 FAX.0280-33-1638
展示場へのご予約は、見学予定日の2日前までにお願い致します。
周辺地図
TVチャンピオン
TVチャンピオン「全国大工王選手権」優勝しました!
前回のリベンジ ~感動の優勝の道のり~
代表取締役の篠原純一です。
TVチャンピオン「全国大工王選手権」に2年連続出場、今回は念願の優勝を果たすことができました。(テレビ東京系 2006年6月22日放送)
TVチャンピオン「全国大工王選手権」のダイジェスト版はこちらです。
↓※音が出るのでご注意ください。
ご声援いただいた皆様、日ごろからご愛顧いただいている皆様、そして日々現場で汗を流して頑張ってくれている篠原工務店スタッフみんなのおかげです。 本当にありがとうございます。
昨年の第1回目の出場では惜しくも準優勝。 今年はそのリベンジをかけての戦いでもありました。
ここでは放送されなかった裏話も含めて、優勝までの道のりを再現します。
「リベンジの切符」
テレビ東京の番組制作スタッフの方から「TVチャンピオン・全国大工王選手権」の2回目の番組出演交渉の電話をいただいたのは平成18年4月。
惜しくも準優勝に終わった第1回目の放送がその2ヶ月前の2月。(前回現場写真+表彰式ガックリ写真)
その時の悔しさをまだまだ忘れられない私だけではなく篠原工務店のスタッフの誰もが、この申し出を断るはずもありませんでした。
今回のテーマは前回に引き続き「露天風呂付き離れの宿」。
収録が5月21日〜25日の5日間。
この5日間で「露天風呂付き離れの宿」を完成させるという普通では考えられないような過酷な短工期で完成させるルールです。
無謀な内容ですが、前回と同じテーマ、同じルールでやる以上、2回目は絶対に負けられない!、必ず優勝!という思いで取り組むことにしました。
「プロジェクト スタート!」
さっそくプロジェクトを社内で立ち上げました。 総指揮官はこの春、新しく社長に就任した私(篠原純一)、・・・のつもりでしたが、前回の準優勝で一番悔しがり、リベンジに熱く燃える弊社の創業者で、私の父である篠原勉新会長が自薦で決定。
その右腕として私が設計と現場での具体的な指示を担当。
現場大工のリーダーとして、これまた前回のリベンジにメラメラと火をともす菅谷大工。
この3人を中心に篠原工務店の精鋭若手大工7人と左官工事、電気工事等の協力業者さんとともに優勝のためのプロジェクトはスタートしました。
われわれ篠原工務店の今回の舞台となる現場は、千葉県館山市『天然温泉の人魚の宿「海紅豆」』さん。
キラキラとした南房総の海が目の前に広がり、その上には雄大な空。海の先には富士山が一望できる絶景です。
この眺望を活かした設計をすることがまず最初の取り組みです。
現地の見学には、会長と私で行きました。 「海紅豆」のご主人の要望もおうかがいし、建設予定地を見学した後、何通りかの案を考えました。
数日後、出来上がったプランを手に、再度「海紅豆」さんへ。 その日は夕方に到着しました。
するとちょうど、太平洋に沈みゆく大きく真っ赤な夕陽が・・・。
あまりの風景に声も出ませんでした。
その場で思わず、持ってきたプランを書きかえることにしました。
この夕陽の眺望が露天風呂から見えるように、お風呂の高さをもっと高い位置に設置しようと思ったのです。
そして出来上がったコンセプトが『空と海の間』
海を意識した船型の離れの宿
スタッフ誰もが納得です。
「海紅豆」さんにご説明させていただくと、充分ご納得いただけたようです。
「5日間の激闘!」
現場工事、収録は5月21日〜25日の5日間で行いました。
前回出演の教訓から
- 眺望をシンプルに活かすこと
- 若手大工を多くし、体力勝負ができること
- 技の見せ場を多く作ること
- 3時間刻みの工程表を作り、しっかりした工程管理をすること
について工夫しました。
【1日目】
晴れ
《オンエアのひとコマ》
「イケメンそろえた。」
「顔もいいけど、腕も立つメンバー。」(会長)
「頑張ろう!」
《オンエアのひとコマ》
最初に運び込み 紅白幕に包まれた2本の大黒柱。
樹齢300年の桧 磨き丸太(表面を砂や水で磨き上げた丸太)です。
丸太の差し口は機械が使えないので彫り仕事は全て手作業。
《オンエアのひとコマ》
放送では、「追い掛け大栓継ぎ」が紹介されます。
(ピッタリ接合するように同形に加工された木を木栓で緊結する継ぎ方、伝統工法)
「気持ちのいい音。」(会長)
2時間で骨組み完成
屋根貼り 船の帆を意識したR型の屋根
R型に野地板を押さえつけながらの作業。
手間の掛かる作業ですが、チームワークで短時間で仕上げる。
《オンエアのひとコマ》
「終了! あがれー!(終われー!)
(2階に)上がんじゃねー!降りろー!」(会長)
「会長がいるから気持ちが引き締まりますね。」(菅谷大工)
《オンエアのひとコマ》
【棟梁自慢の技披露:うちの棟梁は凄いぜ】
「四方追掛け継ぎ」の大工の技を会長がオンエアで披露しました。
・ 社寺によく用いられる意匠的な継ぎ方
・ 横からはめ込めるので部分的な修復が可能
※ぜひ番組ビデオでご覧ください。
【オンエアされなかった幻の”道具自慢”】
●●大工が丁寧に手入れをして永年愛用している大工道具を披露しましたが、オンエアではカットされていました。残念!
【2日目】
曇り
2日目も頑張ろう!海の前で気合入れ。
海に面した壁 きらびやかなタイル
ハンドマイクで指示をする会長
2日目から、それぞれの持ち場で奮闘する篠原工務店精鋭の大工王たち
海を感じるしかけ、アイデアをいたるところに散りばめました。
◇露天風呂の脇のスペースに御影石 ⇒岩盤浴
◇床の高さを様々に ⇒いろんな高さから空と海が見える。全ての部屋から海が見える。
◇デコボコした桧の床板 ⇒ナグリ用突きノミ削りで1枚1枚ていねいに削る。
削り面が半月状になり独特の手触りと高級感を生む。波の模様、素足で歩いたときの感覚がたまらない。
◇外壁 海から吹きつける潮風対策 塩害対策 丈夫な素材
◇漆喰風壁材 扇状に塗る ⇒波のイメージ
ルールで作業ができるのは、夜7時までと決められていました。
それから温泉に浸かって、食事です。
日中の疲れを癒すことができました。
夕食時、つかの間のリラックスタイム。海の幸を堪能しました。
【4日目】
晴れ
朝陽を浴びる「空と海の間」。完成が近づいてきました。
《オンエアのひとコマ》
「家づくりもテレビの製作も同じ。」
「心をこめて作んないとダメ。」(会長)
露天風呂に不思議なオブジェ ⇒「海紅豆」のシンボル”人魚
「バッチリですね。」(社長)
写真左側に”人魚のしっぽ”、わかりますか?
完成まであともうすぐ、真剣な眼差し。
《オンエアのひとコマ》
「仕事は教わるんじゃなくて、見て盗む。学校じゃない!」(会長)
若手社員を教える愛
《オンエアのひとコマ》
丸太の看板
「もっと下げろ!」(会長)
「それはこっちでやりますので。」(社長)
「じゃあむこういこう。」(会長)
「お~い!がんばれよ~!。こっちから見るとすごくいいぞ~!」(会長 海の向こうからハンドマイクで)
自慢の一つ、檜の丸太の看板
《オンエアのひとコマ》
壁にアワビの貝殻を貼る
「夕陽が貝に反射してきれいだと思う。」(会長)
父の背中を見つめる息子(社長)
「人をひきつける魅力があるんじゃないですか。」(社長)
「♪波の谷間に~命の花が~♪」(会長)
【5日目(最終日)】
最終日、細部の仕上げ。
波のゆらぎを思わせる柔らかな照明
露天風呂にお湯を張ると達成感を感じる。
カウントダウンとともに5日間、55時間の死闘終了
「みんながベストを尽くした。自分の技を出し切った。この満足感、達成感、これだけで充分だと思っています。」(会長)
完成した「空と海の間」の前でみんなで記念撮影
工期遅れずに、見事完成!
「ドキドキ・・・ 緊張の表彰式」
(社長の表彰式収録のときの気持ちの描写を時系列で文章にする)
樽割り
「やったー!」
収録の見学に来ていたスタッフみんなと大喜び。
《オンエアのひとコマ》
「大変なお父さんを持って、タイヘンですね。」(司会者)
「かなりキャラクター濃いですから。」(社長)
「篠原さんにとって大工とはなんでしょう?」(司会者)
「男のひのき舞台だっ!」
「空と海の間」
完成写真
桟橋を渡ると「空と海の間」
檜の入口看板
船の帆をイメージした外観
Rを描いた天井が特徴的
きらびやかなタイルの壁
船の窓を模した丸窓
丁寧に削りを入れた檜の床板
豊かなお湯を潅ぐタイルの露天風呂
圧巻の梁
海をイメージした床の間
涼しげな引き戸
人魚のしっぽがのぞくカラフルなタイル貼りの大きな露天風呂
人魚のオブジェ
高さ6mの桧の天井
木の便座
海を模した壁
ゆっくりくつろげるタタミスペース
旧ホームページF1
篠原工務店の「家づくりのこだわり」
■日本古来の木造建築にこだわる
祖父、父と、代々和大工をつとめてきた篠原の家系。篠原工務店を設立して早35年、地域で3000棟の住宅を建ててきました。
最近では2×4(ツーバイフォー)やパネルを使った住宅、輸入住宅など、すでにスタイルの出来上がった規格型の住宅が多く見られます。
そんな中、篠原工務店では、日本古来の木造建築にこだわっています。なぜ、時代の流れに逆行してまで、あえて木造建築を選ぶのか?
その理由は、日本古来の木造建築-在来の軸組工法こそ、職人の匠の技を存分に発揮できる工法だからです。
■「人」が主役の家づくり
篠原工務店の家づくりは「人」が主役です。
日本古来の木造建築は、匠の技を持った職人にしかできない工法です。篠原工務店の家には、棟梁が家づくりに込める熱い魂―「棟魂」がこめられています。
誰にでも、どこででも、できることではありません。
そして忘れてはならない、家づくりの真の主役は、家を建てるお客さま―あなたご自身です。「こんな家に住みたい」という、あなたの想いがあって初めて、その想いを実現する、匠の技が生きてくるのです。
■家族みんなを
温かく見守る大黒柱
最近では、あまり使われなくなった大黒柱。
篠原工務店では、大黒柱を非常に重要視しています。なぜなら大黒柱は、日本古来の木造建築において、いちばん力のかかる大事な柱なのです。
よくたとえでお父さんのことを「一家の大黒柱」と言いますが、大黒柱は家を支えるために、なくてはならない要の柱です。
篠原工務店では、大黒柱を「お父さん」、長者柱を「お母さん」と呼んでいます。「お父さん」と「お母さん」の柱が、家族みんなを温かく見守り続けるのです。
■本物の木のぬくもりを、
子どもたちに
これから成長していく子どもたちにこそ、無垢の木のぬくもりや温かみなど、自然のものに、じかに触れて、感じて、育っていってほしい。
篠原工務店では、子ども部屋や寝室の壁などに、無垢の檜や杉を張っています。木の香り、ぬくもりがあふれる、優しい空間です。
そんな贅沢な空間が実現できるのは、篠原工務店が材木店を併設しており、質の良い木材を安く仕入れることが可能だからです。
本物の木のぬくもりを、子どもたちに―質の高い木造建築を、手の届く価格で存分に味わってもらいたい。それが篠原工務店の想いです。
■こだわりの素材―天竜檜
篠原工務店では、建築材料に天竜檜を使用しています。天竜檜とは、静岡県の天竜にある檜を指します。
檜といえば一般的に長野県の木曽檜が有名ですが、県境で木曽にも近い天竜の檜は、大変優れた性質をもっているのです。
その特徴として、①油分が多く、水に強く腐りにくい。②特有の芳香と美しい光沢がある。③虫がつきにくい。など、住宅に適した優れた木材であるのです。
実際に社長自ら現地まで視察に行き、確かな品質をこの目で確かめました。
■和と洋の融合
―シンプルモダンな和のたたずまい
日本古来の木造建築を建て続ける篠原工務店ですが、そのスタイルはさまざま。
伝統的な数寄屋造りの家、大屋根が目を引く二世帯の家、モダンな欧風の家など、お客さまのお好みや暮らし方に合わせて、1軒1軒オーダーメイドでデザインしています。
例えば、小さなお子さまがいるご家庭で、「忍者屋敷のような家にしたい」というご要望がありました。担当者があれこれ試行錯誤した結果、隠し部屋のある面白いプランが実現し、お子さまも大喜びでした。
そろそろ家を建て替えたいとお考えの方、これからはじめて家を建てる方、それぞれの方にぴったりの、篠原工務店でしか実現できない、とっておきの家をご提案します。
■営業は建築のプロしかできない
篠原工務店の営業の多くが、1級建築士の資格を持っています。
そのため、最初のお打合わせから、設計プランのご提案まで、一人の担当者が責任をもってご対応させていただきます。
営業としてお客さまのご要望を伺いつつ、建築士として設計する側の意見もきちんと取り入れて、うまくまとめることができます。結果として、満足度の高い家づくりを実現させます。
■現場はお客さまの宝もの
篠原工務店は、現場管理をしっかり行います。建築現場は、私たち工事関係者のものではなく、お客さまのものです。そこから出来上がったものは、お客さまの宝物となる家です。
建築現場の掃除の徹底、資材の管理、工程管理など、ひとつひとつに手を抜きません。社員をはじめ、大工、職人まで、家づくりに関わるすべてのスタッフ全員が、お客さまの宝ものを大切に扱っています。
「できあがるものも、お客さまの宝もの」―そんな意識で、日々家づくりに向きあっています。
■顔が見える家づくり
篠原工務店は「檜伝説」の家を、大きく広げていくようなフランチャイズ展開は一切考えておりません。
その理由は、「人と人との顔が見える家づくり」を何よりも大事にしているからです。
篠原工務店で家を建てた、築25~30年のお宅にお住まいのお客さまが、「篠原工務店で建ててよかった」と、息子さんの代になってから、また篠原で建て替えてくださるのです。
篠原工務店では、お客さまとのやりとりの中から、お客さまが求めているものを見出していきます。お客さまの顔、そして大工、職人の顔が見える家づくりを、これからも大切に守っていきたいのです。
■感謝の心を忘れずに
社長として、私が一番大事にしていることは、感謝の心です。篠原工務店で家を建てて下さった、3000世帯のお客さまへの感謝の気持ちを忘れないことです。
お客さまのお宅が出来上がった時、お金を頂いてお仕事させて頂いているのに、お客さまから「ありがとう」の言葉をもらえる。
さらに、しばらくすると「この人、家建てるそうよ」と、お知り合いを紹介してくださる。このこと自体が、奇跡であり、お客さまへの感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、お客さまから「ありがとう」と言ってもらえる家を建てている、社員や、建築現場の大工、職人への感謝の気持ちを日々かみしめながら、仕事をしています。
■深呼吸したくなる家
篠原工務店では、大黒柱が見守る家、無垢材の木のぬくもり、天竜檜をふんだんに使った家など、日本古来の木造建築による独自の家づくりを行っています。
篠原工務店の家づくりで感じてほしいのは、”帰ってきたときに、思わず深呼吸をしたくなる家”だということです。
我が家に帰ってきて、ほっとくつろぐ瞬間、思わず大きく深呼吸したくなる…それが、篠原工務店の檜の家です。深呼吸したくなる理由を、モデルハウスでぜひ体感してください。
会長 篠原勉 プロフィール
1948年生まれ
中学卒業後、15歳春より大工として修行。
下駄履きで道具袋ひとつだけ持ち、千葉の飯場(はんば:出稼ぎ職人たちの寝泊り場)に2年間住み込み。約50名の荒くれ職人と寝食をともにし、大工としての技術の基礎を身につけるとともに、職人の気持ち、義理堅さ、流儀を体で学ぶ。
23歳の時、結婚後すぐ、大工の父をガンで急に亡くし、やむなく工務店の経営に乗り出す。
7〜8年間ハウスメーカーの下請け工事で会社としての基盤を作った。
事業として順調に成長していたが、30歳の頃、ハウスメーカーの現場監督とお客様とのトラブルを仲裁し、説明をさせていただいた際、誤解を解くことができず、悔しい思いをした経験から下請けの限界を痛感。
お客様と心の交流のある住まいづくりをするため、元請け工務店としての営業を開始した。
以来、約30年茨城県西部の地場を中心に、「現場はお客様の宝物」を理念に家づくりを展開。多くの支持を得ることができた。
2006年春 永年の目標であった新築建替3000棟お引渡しの達成を機に社長職を長男・篠原純一に譲り、会長に就任。
代表 篠原純一 プロフィール
こんにちは。
株式会社篠原工務店 代表取締役の篠原純一です。
2006年春、先代から事業を継承し、私が2代目社長となりました。
先代が築いてきた3000棟の伝統や技術、そして何よりも大切な『人とのつながり』を引き継げることに感謝の気持ちで一杯です。 と同時に、これから出会う全ての方と共に、新たな『人とのつながり』を作り出せるよう日々精進したいと思っています。今後とも宜しくお願い致します。
さて、「2代目ってどんな人なの?」という疑問もあるかと思いますので、簡単ではありますが私の略歴をご紹介したいと思います。
■昭和47年12月 茨城県境町で生を受ける。
父がすでに(株)篠原工務店を設立していたため、私も物心ついた時から工務店業界の中に身を置いて育ちました。その当時は、大工さんに毛が生えた程度の小さな工務店だったので、父にはよく現場に連れて行ってもらいました。
この頃の私は何も分からない子供でしたが、材木の香りに全身を包まれ、地場工務店の心意気や誇り、職人さんのあったかみなどを感じてたような気がします。
現場で怪我をするような遊びをしていたら顔から火が出るくらい父に怒られたことを昨日の事のように思い出します。
中学・高校と地元で過ごし、大学は横浜の神奈川大学工学部建築学科に進みました。
小さい頃から慣れ親しんできた「親方の技術を盗む」という方法ではなく、裏付けされた理論による【建築学】に触れたことで、私の視野が大きく広がった4年間でした。
何よりも驚きだったのが、建築現場で棟梁や大工さんが本能的に行なっている仕事が、建築学としても理に適っていた事です。
改めて「大工さんってすごいな…。」と感心する事しきり。
ちょうどこの時期、父が本社を現在の場所に移し、地元ではちょっとは名の知れた工務店になっていました。
「俺は篠原工務店を継ぐんだな。」と意識しだしたのはこの頃です。
「家業を継ぐ前に、もっと広い建築の世界に触れておきたい。」
そんな思いから卒業後は地元に帰らず、東京の中堅ゼネコンに就職しました。
大きな現場がいくつもある会社で、現場監督として主にRC造の建築に携わることができました。自衛隊の隊舎や、特別養護老人ホームなどの建築を経験し、現場の管理方法やミリ単位でのシビアな仕事を身につけられた事は、今の仕事にも大きく役立っています。
鉄筋コンクリートの特徴を知り、木造のメリットもデメリットも客観的に把握できたことで、檜の家づくりへの魅力を感じるようになってきました。
そして平成10年4月、すっかり規模が大きくなった篠原工務店に入社しました。
人生で初めて父の元で仕事をするようになった私は、今まで培ってきた経験を活かすべく、木造の他にマンションや店舗なども手がけるなど、毎日朝早くから夜遅くまでがむしゃらに仕事をしました。
ところが、成し得た成果に対しての周囲の評価は「やっぱり社長さん(父)はすごいですね」となってしまう。当時は「やったのは俺だろ!認められないならもっと大きな仕事をやってやる!」とムキになり、職人さんに迷惑をかけてしまった事もありました。
今思えば「どうせ社長の息子だろ」という目で見られるのが悔しくて、無意識のうちになにもかも自分独りで頑張ろうとしすぎていたのかもしれません。
一級建築士の2次試験に落ちてしまったのもこの頃でした。2回落ちてしまうとまた振り出しに戻ってしまうので、死に物狂いで勉強してなんとか合格しました。
仕事は充実しているものの、自分の存在が見えにくくなっている時期でした。
そんな時、篠原工務店がかたくなに守り抜いてきた檜へのこだわりが番組制作会社の目にとまり、テレビチャンピオンへの出演依頼がありました。
「持っている技術を活かすチャンスだ」という社長(父)の決断で、私は設計士として正月も返上でプラン作成をし、過酷な工期と決戦に備えました。
決戦の日。総指揮官の社長のもと、篠原工務店の全力を結集させて建築に挑みました。
皆が一つの目標に向かって助け合い、まとまり、知恵を絞る。
時には夜中までお互いの意見をぶつけ合い、チームとしての誇りを形にしていく。
私は、今まで味わった事のないような興奮と喜びで体が震えるのを感じました。
苦闘の末に建物が完成し、露天風呂の湯船にお湯が張られた時、達成感・充実感・疎外感・緊張感・・・色々な感情がこみ上げてきて、涙が止まりませんでした。
テレビ番組の結果は残念ながら準優勝でしたが、私は何ごとにも変え難い「現場は人が作るんだ!」という確信を得ることができたのです。
私の人生の転機と言っても過言ではありません。
・・・転機と言えば、実は、この撮影に向かう前日に当時付き合っていた彼女に「絶対に優勝してくるから…その時は、結婚してくれ!」とプロポーズしました。
優勝の約束は果たせませんでしたが、今は良き妻として私を支えてくれています。
その後の充実した毎日はあっという間に過ぎ去り、父の会長職就任に伴った私の社長就任の手続きを進めていた頃、2回目のTVチャンピオン出場の依頼がありました。
昨年得た充実感と優勝できなかった悔しさは忘れる事ができず、二つ返事で出場を決めました。昨年とは違い、社長としての決断、そして参加。
前回準優勝という結果を一番悔しがっていた会長(父)に総指揮の座は譲り、私は父の右腕として、設計と現場での具体的な指示を担当し、見事優勝することができました。
それらの経験から、これまで父が築いてきたのは≪家というモノ≫ではなく、≪家づくりを通じた人の繋がり≫だったんだな、と感じる事ができました。
そう考えれば考えるほど、40年近くもお客様との信頼関係を築き上げる事は並大抵の事ではないと思いますし、逆に40年近くも篠原工務店を愛して頂けるお客様の深いご理解に対し、言葉では言い表せない感謝の気持ちでいっぱいです。
先代が築いてきた≪人とのつながり≫を継承しつつ、これから始まる新たな≪人とのつながり≫を広げていくため、一棟一棟、心を込めて建築にあたりたいと思っています。
今後とも篠原工務店を宜しくお願い致します。
≪略歴≫
昭和47年12月 | 茨城県境町生まれ |
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境町立境小学校卒業 | |
境町立境第一中学校卒業 | |
茨城県立古河第三高等学校卒業 | |
平成7年3月 | 神奈川大学 工学部 建築学科 卒 |
平成7年4月 | 株式会社 大木建設 入社 関東支店 勤務 担当現場:自衛隊隊舎新築工事、老人ホーム新築工事 等 |
平成10年4月 | 株式会社 篠原工務店 入社 |
≪経歴など≫
担当現場: | 村松マンション・天野マンション・田中マンション等5棟 美容室・飲食店等改装工事 20棟 ワークマン境店・めがねのパリミキ古河店 等 木造住宅工事 50棟 |
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資格: | 一級建築士 登録番号:305094号 一級建築施工管理技士 登録番号:99301764号 |
特技: | 剣道(2段)。
絵を描くこと。料理も得意な方です。(前の会社にいた時、現場宿舎で毎日食事の支度をしていましたから...) |
趣味: | ゴルフ・格闘技観戦 |
余暇の過ごし方: | 妻と一緒に出掛けてます。(岩盤浴やバリ風スパなど最近のマイブームです。)妻の実家の方でも飲食店をやっているので、メニューの参考になる食べ物や、私の方で参考になる建物があると足を運んでみたりしてます。 |
長所: | 温厚(たぶん)。気が長いかな。 |
短所: | 少々慌て者。 |
014:茨城県土浦市 Kさま邸
013:茨城県筑西市 Hさま邸
012:千葉県野田町 Tさま邸
011:茨城県境町 Nさま邸
010:茨城県つくば市 Iさま邸
【ご家族構成】ご夫婦+お子様1人
【住所】茨城県つくば市
【引渡し年月日】H22年4月
【プランでこだわった点】フレキシブルな間取り(特に茶の間)、隣に建つ息子宅との外観的バランス
【営業・設計・工務担当】中山
インタビューアー:中山、久野(久)
009:茨城県古河市 Sさま邸
【住 所】茨城県古河市
【引渡し年月日】H16年3月
【営業・設計担当】小池
【工務担当】久野(大)
【お客様のお気に入りポイント】 全部。1つだけ挙げるなら玄関。
お客様:S様ご夫妻
インタビューアー:久野(大)、久野(久)
008:千葉県野田市 Yさま邸
【住 所】千葉県野田市
【引渡し年月日】H21年4月26日
【土地面積】225.34㎡
【建物面積】68.18坪
【営業・設計・工務担当】長濱
【お客様のお気に入りポイント】
・大理石を多く使用した飾り棚のある広い玄関
・家族みんなでオープンに使える、日当たりの良い2階の家事スペース兼ファミリースペース。
インタビューアー:長濱、久野(久)
007:茨城県古河市 Sさま邸
【お客様】S様ご一家
【住所】茨城県古河市
【ご家族構成】ご夫婦、お子様2人
【引渡し年月日】H18年7月1日
【土地面積】153㎡ (46.29坪)
【建物面積】166.67㎡ (50.43坪)
【営業・設計・工務 担当】常務
【プランでこだわった点】
1.日当たりの検討
2.オーダーメイドのキッチン
【工事中にこだわった点】
1.基礎の強度(地盤改良を実施)
2.既存の松の木があったため、ブロック塀の設置と材料運搬に注意した
インタビューアー:常務、久野(久)
006:埼玉県幸手市 Eさま邸
【お客様】E様
【ご家族構成】ご夫妻、お子様3人
【住所】埼玉県幸手市
【引渡し年月日】H19年3月28日
【土地面積】1889㎡ 571坪
【建物面積】 244㎡ 74坪
【プランでこだわった点】外観、1階ギャラリーコーナー、「忍者屋敷」の仕掛け
インタビューアー:菅谷、中山、久野(久)
005:茨城県境町 Tさま邸
【お客様】T様ご夫妻
【住所】茨城県猿島郡境町
【家族構成】T様ご夫妻、お母様
【引渡し年月日】H18年10月19日
【土地面積】200坪
【建物面積】57坪
【プランでこだわった点】
1.収納を多く取りたい
2.以前の家にあった床の間と同じような造りの床の間が欲しい。
インタビューアー:社長、鶴見
004:茨城県古河市 Sさま邸
【ご家族構成】S様ご夫妻・お母様・息子様(高校生)
【引渡年月日】H17年10月01日
【土地面積】1560.32㎡ 472.09坪
【建物面積】245.74㎡ 74.35坪(平屋)
【プランでこだわった点】
・数寄屋風の外観
・建築中に亡くなったお父様がこつこつと溜め込んだ材料を使うこと。
インタビューアー:篠原工務店 高島、久野(久)
003:茨城県猿島郡境町 Sさま邸
「そんなら、オレが16歳の時に建てた家、見に行くか?」
当コーナーの打ち合わせをしていた時に偶然通りかかった会長のこの一言が、今回のワクワクインタビューの始まりでした。なんと、会長が16歳の時に生まれて初めて建てた家が、今でも立派に残っているんだそうです。築年数にして42年です。
【お客様】茨城県 猿島郡 境町 S様
【お客様】S様、S様のお母さま
常務取締役 篠原 重夫 (しのはら しげお)
奥さまが涙を流して泣いてしまったんです。
それだけの仕事を任せていただけることに誇りと責任を感じました。
[所属・役職] 常務取締役
[名前]篠原 重夫(しのはら しげお)
[ニックネーム] 篠ちゃん、しーや
[誕生日] 昭和29年1月31日
[星座] みずがめ座
[血液型] A型
[出身] 茨城県猿島郡境町
[入社年月日] 昭和55年
[資格・特技] 2級建築士、2級建築施工管理技士
[趣味・休日の過ごし方]
趣味は35年間続けているゴルフ。色んな人とコミュニケーションを図ることができるのと、60歳を超えても体力的に可能ということで、他の方にもお勧めしています。あとは釣りにも行きますね。よく大洗や日光に出没しています。
事業推進本部長 髙島 悦男 (たかしま えつお)
若い人が躍動しているとうれしいよね。
「篠原工務店は色々な引き出しもってるね!」と言ってもらえたら最高です。
[所属・役職] 事業推進本部長
[名前]髙島 悦男(たかしま えつお)
[ニックネーム]えっちゃん(同級生から)
[誕生日] 昭和35年10月22日
[星座] てんびん座
[血液型] O型
[出身] 茨城県猿島郡境町
[入社年月日] 昭和61年
[資格・特技] 1級建築士、1級建築施工管理技士、木造耐震診断士、被災建築物応急危険度判定士、
[趣味・休日の過ごし方]
トイプードルのポムと散歩に行くのが一番の楽しみになっています。2番目は妻とランチに行くことかな。(笑) あとは昔からなんですが、庭の草取りですね。頑張った分だけ結果がでるのでやりがいを感じますよ。
あとは何だろう…あっ!ダイエットにもはまっていて、アルコール摂取を週1回にしたり、1回の食事を100カロリー減で只今ダイエットに成功しています。ダイエットのことなら、なんでも聞いて下さい。(笑)